【アニメ】
『ドラゴンボールDAIMA』最後は悟空の「おしまい」 鳥山明さんらしい物語の幕に世界が感涙「グッときました」

『ドラゴンボールDAIMA』の場面カット(C)バード・スタジオ/集英社・東映アニメーション


 テレビアニメ『DRAGON BALL』の新作『ドラゴンボールDAIMA』(DBダイマ)の最終回(第20話)が2月28日深夜、フジテレビ系で放送された。原作者の鳥山明さんは2024年3月1日に亡くなっており、日付が変わって鳥山さんの命日に本編の放送が終了。今作は鳥山さんが制作に携わった最後のテレビアニメ作品で、ラストは悟空のイラストとともに「おしまい」と表示され、物語を終えた。



【画像】超サイヤ人4の悟空!ベジータは3に変身 『ドラゴンボールDAIMA』場面カット



 『ドラゴンボールDAIMA』は鳥山さんが、まったく新しいエピソードを執筆した、完全新作アニメシリーズ。原作、ストーリー、キャラクターデザインほか、制作に詳細に携わった作品で、乗り物やモンスター、モブキャラクターなどのたくさんの設定を描き下ろしており、ある陰謀で、小さくなってしまった悟空たちが、その解決のため、未知の不思議な世界へ繰り出すストーリーが展開された。



 2024年10月より『ドラゴンボール』シリーズ初の深夜放送でスタートし、悟空以外の主要12キャラの声優を変更するなどファンを驚かせ、毎週、Xでは関連ワードがトレンド入り。



 最終回は、元の姿に戻り、ついに限界を超えていく悟空が、サードアイの力で幾度も復活する強大なジャイアントゴマーを倒すため、皆と共闘したバトルが繰り広げられ、悟空は超サイヤ人4に変身した。



 鳥山さんの世界観あふれる物語の結末、迫力の戦闘、ギャグの数々…が描かれ、ネット上では「ドラゴンボールを見てる時間は自分が小さい時に見てた思い出が蘇ってくるし最後のおしまいって終わり方はやっぱり鳥山先生でした。ありがとう」「最後の『おしまい』の文字がグッときました…」「鳥山先生の最後の作品…」「なんとも言えない気持ち」「鳥山明先生ありがとうございました。今までを凌駕するようなラスト痺れました。ドラゴンボールを好きになって良かった」「誰も傷つかない、誰も死なない。鳥山先生らしいね。すばらしい終わり方」など惜しむ声であふれ、Xでは世界トレンド1位となった。



 『DRAGON BALL』(ドラゴンボール)は、1984年から「週刊少年ジャンプ」で約10年半にわたって連載され、常にトップを走り続ける日本を代表する人気漫画。コミックスは全世界累計2億6000万部超えと驚異的な記録を叩き出し、連載終了後も、テレビアニメ・映画・ゲームなど様々なメディアミックスでファンを魅了している。



 2013年には17年ぶりの劇場版シリーズが復活し立て続けに大ヒットする中、2015年に原作者・鳥山明さん原案によるシリーズ「ドラゴンボー ル超」がスタート。2022年には、映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』が公開された。

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