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『御上先生』“生理の貧困”と向き合う御上の優しさ「男気たまらん」「確実に救われたよ」【ネタバレあり】

日曜劇場『御上先生』の場面カット(C)TBS


 俳優の松坂桃李が主演を務める、TBS系日曜劇場『御上先生』(毎週日曜 後9:00)の第7話が、2日に放送された。以下、ネタバレを含みます。



【写真】御上の“まさかの行動”に驚いた椎葉



 完全オリジナルストーリーで送る本作は、子供が生きる「学校」、大人がもがく「省庁」という一見別次元にあるこの2つを中心に物語は展開していく。未来を夢見る子供たちが汚い大人たちの権力によって犠牲になっている現実、そんな現実に一人の官僚教師と、令和の高校生たちが共に立ち向かう、教育のあるべき真の姿を描く大逆転教育再生ストーリー。これまでとは一線を画した新たな学園ドラマとなっている。



 第7話は、ヤマトタケルから3通目のFAXが届き波紋を広げる中、文科省では、津吹(櫻井海音)に悲劇が訪れる。目の当たりにした槙野(岡田将生)は…。一方、椎葉(吉柳咲良)が行っていたことが判明し、学校は退学処分を下す。心配する生徒たちに御上(松坂桃李)は、椎葉の問題が、社会問題とも通じていることを提起する。問題に向き合った生徒たちは、思いもよらぬ行動に出る…というストーリーだった。



 幼少期に両親を亡くし、和菓子屋を営む祖父母に育てられていた椎葉だが、祖父が認知症となり、その後に祖母が倒れてしまう。アルバイトを掛け持ちしながらヤングケアラーとして介護を続けていた。



 徐々に生活は困窮し、生理用品すら買えない「生理の貧困」問題に悩んでいた椎葉は、ある日、万引きをしてしまう。連絡が入り、すぐに駆けつけた御上と是枝(吉岡里帆)は頭を下げて謝罪をする。そして盗んだ商品の代金を払う御上は、ついでに大量の生理用品を買い込み、「これだけあれば、卒業まで足りる?」と椎葉に聞く。



 頷き、申し訳無さそうにする椎葉に対し、「生まれてはじめて買ったよ」と優しく微笑みかける御上。一連のシーンに「御上先生、優しすぎる」「この心配りだけでも仕事ができるってわかる」「御上先生の男気たまらん」「教師がここまでするべきじゃないって声もあるだろうけど、椎葉さんは確実に救われたよ」「生理用品って人によっては結構お金かかるよね。生理の貧困。一生のうち、これにどれだけお金使ったやろ」などの声が寄せられている。

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