【エンタメ総合】
高橋恭平、日曜劇場『御上先生』で新境地へ 俳優としての挑戦とこれから

日曜劇場『御上先生』の場面カット(C)TBS


 俳優の松坂桃李が主演を務める、TBS系日曜劇場『御上先生』(毎週日曜 後9:00)。ここでは、第2話で謎の青年としてサプライズ登場した高橋恭平にインタビュー。物語のキーマンとなる役どころのようだが果たして…。初の日曜劇場出演への意気込みや、なにわ男子のメンバーからの反応。さらには今後の俳優活動への思いについて語ってもらった。



【別カット】意味深…高橋恭平の出演シーン



■憧れの先輩・永瀬廉と同じ舞台へ!出演決定時のなにわ男子メンバーからの反応は?



――出演が決まったときの感想をお聞かせください。



とにかくびっくりしました。日曜劇場に出演するのは1つの夢でもあったので、こんな素晴らしい作品に出れるんや!って。これまで学園ものでは生徒役を演じていたので、生徒ではない役での出演は新鮮ですね。いつか重厚感のある作品に出てみたいと思っていたので、決まったときはすごくうれしかったです!



――日曜劇場にはどんなイメージがありましたか?



僕の憧れの先輩のKing & Prince・永瀬廉くんが日曜劇場『ラストマン』(2023年)に出演されていて、そういう意味でも同じ枠に出演することは夢でした。出演が決まって廉くんに連絡したら「おめでとうー」っていつも通りのテンションで返してくれました。先輩方や、しばらく連絡を取れていなかった友人からも「見たよ!」と言ってもらえることが多く、年齢は関係なくみんなに刺さっているようで、本作の影響力を改めて感じました。



――出演に際し、なにわ男子のメンバーからはどのような反応がありましたか?



メンバーに「出るんやけど」という話をしたらすごく喜んでくれました。僕が本作に携わることでなにわ男子のことも知ってもらって、また次のお仕事につながったらいいなと思います。

ちなみに、登場シーンを見た長尾(謙杜)からは「短いシーンだったのに印象的だった!」と、コメントをもらいました。雑誌を見つめる30秒ほどのシーンですが、そこに込められた思いをしっかりと感じながら演じました。目線だけで見せる感情の動きのお芝居でしたが、それが映像でどう見えているのか確認するのも楽しかったです。



――撮影裏話をお聞かせください。



同シーンは雨を降らす必要もありましたし、大人数が集まる場面だったので大変な撮影だったのですが、僕の立ち位置だけにビルの間から太陽光が降り注いでしまって(笑)。シーン的には雨で曇っている設定だったので、光を遮るのが大変そうでした…。宮崎陽平監督からは「持ってるね~!こんなことなかなかないよ!」って言われましたね。



――本作でのキーマンとなる役柄ですが、キャラクターについてどんなふうに考えて演じましたか?



そうやって考えると気負っちゃうので、敢えてあまり考えないように、「いろいろ教えてください!お願いします!」という学びの姿勢で撮影に臨んでいます。言葉数が多いキャラクターではないので、それ以外での表現方法や、思いをどこに持っていくかについてはすごく考えて、宮崎監督とも話し合いを重ねました。衣裳合わせのときには「とりあえずかっこよくいてほしい!」と言っていただいたので、「お芝居はまだまだこれからですが、それだけはできるんで頑張ります!」って答えましたね(笑)。



――脚本を最後まで読まれたときの感想は?



現在の教育を始めとして、考えさせられることばかりでした。僕は頭の回転が速くないので、理解するのに時間がかかったのですが、読みながらマネージャーさんとも面白いねと言い合っています。自分が出演していない部分は視聴者としても楽しく見させてもらっています!



■顔合わせでプチハプニング!?後輩・真弓孟之に掛けられたプレッシャーとは?



――共演者の皆さんとはどのようなコミュニケーションを取っていますか?



生徒キャストの皆さんの中で会えたのが神崎拓斗役の(奥平)大兼だけなので、初めて一緒に撮影した日に絶対に仲良くなろうと思って、僕からグイグイ距離を縮め、その日に連絡先を交換しました! それからは大兼から生徒役の皆さんの仲の良さについて教えてもらうことが増えて、3年2組のみんなが教室で楽しそうに撮影しているのが羨ましいなって。僕も混ざりたいなと思いながら話を聞いています。



――後輩の真弓孟之さんとの交流はいかがですか?



撮影では一緒になっていないのですが、大兼から「クラスのムードメーカーだよ!」って教えてもらいました。実はそんな真弓に、顔合わせでヒヤヒヤさせられたんですよね(笑)。



――一体何があったのでしょうか?



関西人イコール面白いっていうイメージがつきまといがちですが、全員が面白いわけじゃなくて、そうじゃない人もいるんですけど、僕は後者なんです。一方で、真弓は面白いタイプなので、顔合わせでも元気良く「前髪切りすぎてオン真弓!」って持ちギャグを炸裂していて、エグッ!って…(笑)。僕は「ここではやらないで…!」っていう視線を送ってたんですけど…。おかげでちゃんと挨拶しようと思って考えていた内容が全部飛んで頭が真っ白になってしまって。飯田和孝プロデューサーも「これは先輩もやってくれるんじゃないか?(笑)」っておっしゃるものだから、(松坂)桃李さんをはじめとした初対面の皆さんを前に震えてしまって、空回りしちゃいました。



――真弓さんのように撮影現場では年下の方が増えていると思いますが、先輩の立場になってみていかがですか?



ちょっと気まずいですね。今までは自分が年下ムーブをしていたので、これから同じことを後輩にされると思うと(笑)。でも、本作ではアジアツアーから帰ってきてすぐに撮影の日があったので、先輩らしくお土産を差し入れとして持っていきました。その反応も大兼が教えてくれたのですが、皆さんに喜んでもらえていたようでうれしかったです。



■「ちょっとはみ出したい気持ちがあった」――学生時代の微笑ましいやんちゃエピソードを振り返る



――高橋さん自身はどんな学生でしたか?



学生時代はちょっとだけやんちゃしていましたね(笑)。なんかどこかではみ出したかったんですけど、やっていることは、通学中だけチャック付きのパーカーを着て、学校に到着するギリギリで脱いだり、棒のアメを舐めながら登校して門の前に着いたら隠したりする程度。怒られるのは怖かったので、ちゃんと校則は守っていました。



――学生時代の先生との印象的なエピソードはありますか?



僕は器用貧乏なので、テストの点数は取れるんですが、その評価を失うほど提出物を出せていなくて。それで呼び出しされることが多かったですね。担任の先生から「テストの点数はいいのになんで提出物を出さないんだ。お前もっとやればできる!」って言われていました。



――御上先生が率いるクラスを見ていていかがですか?



生徒1人ひとりにちゃんと個性があって、御上先生とのやり取り、クラスメイトとのやり取りの中での切り替えも見えるのが面白いです。同じ年齢のキャスト同士で切磋琢磨し合ったり、もう1つの学生ライフを通してみんなの素も見ることができている様子が微笑ましいなと思いながら見ています。もし僕があのクラスで授業を受けたらすぐに頭がショートすると思うので、10分おきくらいで大切なことをちょっとずつ教えてほしいです(笑)。



■お芝居だからこそ見せられる表情がある――俳優業に対する思いと今後の挑戦



――俳優業への思いをお聞かせください。



アイドルを中心に活動していますが、お芝居では役柄を通して見せられる表情があるので、それがすごく楽しくて。そこでの頑張りをグループに還元することで少しでも貢献できたらなと思っています。今後キャリアを重ねる中でも、お芝居ではずっとピュアでいたい。その都度受けるアドバイスやリクエストを真正面から考えて表現できる俳優になりたいです。



――経験を重ねる中で、ご自身で成長を感じるところはありますか?



お芝居に関してはまだまだこれからなので、今は何が正解かもわかりません。とにかく言っていただけることを全部やります、やらせてください! の姿勢で頑張っています。どうやって演じたらいいのか自分で考えるのも、アドバイスやリクエストに応えてキャラクターを作り上げるのも好きで、楽しく演じさせてもらっています。



――なにわ男子のメンバーの活動が刺激になることもありますか?



グループの中では一番メンバーが出ている作品を見ないタイプなのですが、これ頑張ったんだろうなとか、大変なんだろうなと思う作品や、「見てほしい」って言われた作品は見るようにしています。見たら連絡することもあるし

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