【エンタメ総合】
松田元太を“胴上げ” 『人事の人見』ポスタービジュアル解禁 共演に松本まりか、鈴木保奈美、小日向文世ら

4月期火9ドラマ『人事の人見』ポスタービジュアル (C)フジテレビ


 7人組グループ・Travis Japanの松田元太が主演を務める、フジテレビ系4月期火9ドラマ『人事の人見』(4月8日スタート、毎週火曜 後9:00~後9:54)の追加キャストが発表され、松本まりか、桜井日奈子、新納(にいろ)慎也、ヘイテツ、鈴木保奈美、小日向文世の出演が決定した。松田演じる人見が配属される『日の出鉛筆』の個性豊かな人事部の面々を演じる。



【写真】鈴木保奈美、松本まりからキャストが解禁



 本作は“人事部”に焦点を当てた、痛快オフィスエンターテインメント。古い熱血体質の残る大企業を舞台に、おバカでピュアすぎる主人公・人見廉と、会社を変えたいと願いながら日々奮闘するヒロイン・真野直己(前田敦子)が、個性豊かな人事部の面々と共に会社の中で巻き起こる社員のさまざまな問題と向き合いながら、「現代人の悩み」に立ち向かっていく。



 松本が演じるのは、社内事情にやたら詳しい人事部の研修担当・堀愛美(ほり・まなみ)。以前は秘書課にいた、社内事情に精通しまくる年齢不詳の美女。その美ぼうで各年代の社員にファンがいて、さまざまな社員の情報を独自に入手。時にはそれを利用しながら、与えられた仕事は効率的にしっかりとこなし、仕事とプライベートどちらも充実させるために過ごしている。そんな彼女をよく思わない人がいるのも自覚している堀だが、仕事に向き合う上で周囲の人間には明かしていない信念も内に秘めている。また、堀は人見の会社員らしくない常識外れな言動を面白がっている。



 桜井が演じるのは、人事部で人見を観察する若手社員・森谷詩織(もりや・しおり)。匿名でSNSに会社を舞台にしたエッセー漫画を連載している若手社員で、趣味に生きており、出世に関しては無欲。鳴り物入りで入ってきたがおかしな言動が目立つ人見を「エッセー漫画の格好のネタ」として観察しては、メモをしている。人見のことは、観察対象として興味を持ちつつも、フランクでグイグイくる陽気なところは、おとなしい森谷と真逆の性格のため抵抗感があったが、人見をずっと観察していくうちにその思いにも変化が起きていく。



 新納が演じるのは、人事部で出世欲が著しい社員・須永圭介(すなが・けいすけ)。出来るビジネスマン感をかもし、働いている風を装っているが、その実、全然仕事をしない中堅社員。バツイチで別れた妻を見返すために出世欲が著しく、直属の上長である平田には期待せず、その上である里井にわかりやすく取り入ろうとする。そのため、里井に抜擢されて入ってきた人見に対しては嫉妬心を募らせている。



 ヘイテツが演じるのは、韓国と日本のハーフで人事部の採用担当、ミン・ウジン。子供の頃は韓国で育ったが、日本のカルチャーに興味を持ち、大学入学時に日本にやって来た。デザイナー志望でプロダクトデザインの部署に行きたかったが、人事部に配属され、くすぶっている。人事部の中で、社内のカラオケ大会のパンフレット作成など、デザイン系の作業を担当。上司の須永は自分が働きたくないという理由で、度々ウジンをこき使い、ウジンはそんな須永に嫌気がさしながらも、しぶしぶ言うことを聞いている。日本の会社特有の文化に、度々戸惑いながら働く中で、人見という会社の常識にとらわれない自由な人間が来たことで、さらに振り回されることに。



 そして鈴木が演じるのは、悩める人事部長・平田美和(ひらた・みわ)。入社直後に配属されたのは営業部で、かつて自分が体験してきたハードワークを当たり前としている考えの持ち主であると同時に、男社会の嫌な部分への反発も持っており、女性のキャリアが断絶しがちな風潮にも問題意識を持っている。それでいて部下に対して、そんな考えを押し付けるわけにはいかないと分かっている。社員への扱いにナイーブになり、どの意見も尊重するが故に、結果的に優柔不断な上司になっている。真野の波風を立てる正義感にハラハラ、さらには新しく来た人見の非常識さや奇想天外な言動でさらにハラハラすることとなる。



 小日向が演じるのは、人見を抜てきした常務取締役・里井嘉久(さとい・よしひさ)。人事・総務・財務などの管理部門を歴任してきた、叩き上げの役員。愛社精神があり、この会社を発展させることは考えているが、今の社長の性格と、染み付いてしまった旧来的な思想は問題視し、働きやすい環境と現代的な人権意識の会社に生まれ変わらせようとしている。海外でバックパッカーをしていた人見と出会い、帰国後に人見を抜擢して中途採用で入社させた。人見の柔軟な発想力とコミュニケーション能力に惹(ひ)かれている。



 さらに、日の出鉛筆を取り仕切る、豪快だが古い価値観の社長・小笠原治(おがさわら・おさむ)役に小野武彦、人事部の心配性な社員・富樫誠(とがし・まこと)役に津和野諒、同じく人事部のうわさ好きだが信ぴょう性に乏しい社員・相沢今日子(あいざわ・きょうこ)役に前田友里子の出演も決定した。



 そして、今作のポスタービジュアルも初解禁。ただただ人が好きな“おバカでピュア過ぎる男”人見が、作中で自分が思うままに駆け回り、まさにこのポスタービジュアルでの表情のように真っすぐな瞳と笑顔で突き進むことを“胴上げ”で表現。



 “令和の無責任男”とも言うべき愛すべきおバカが、周りの評価や協調性が重んじられ、がんじらがめになっている現代社会における新たなヒーローになるのか。人見を取り囲む人事部の面々は、それぞれ人見に対する感情が表現されており、個性あふれるキャラクターたちによってどんな物語が展開されるのか注目だ。



■キャストコメント



▼松本まりか

人見くんやみんなが相互作用しあって、問題を解決していく、朗らかで楽しいドラマだなと思いました、楽しく物語が進んでいく中で、いろんなことを教えてくれるドラマだなと思います。私が演じる堀はミステリアスで、孤高の存在で、それでいてなぜかモテるという女性。何を考えているのかわからない、誤解されやすい人ではあるのかもしれないです。でも堀さんは、表面的な部分と中身のギャップがある人です。“情報通”という説明だけ聞くと良い印象は受けないと思いますが、まわりに信頼されているからこそ彼女に情報が集まってくると思っていて、彼女の中にある哲学や人間性を大切にしたいと思っています。主演の松田さんは、SNSでダンスや歌を拝見していて、もう才能の塊ですね!人間力も素晴らしいし、本当に彗星の如く現れた“みんなの太陽”になってくれるような方だなと思いました。堀さんは人事部の研修担当なので、人を見る目があると思っています。周りから変人扱いされてしまう人見くんを、堀は“面白い人だな”と期待している。それは私自身が松田さんに思っていることにも重なるので、会社の救世主になる人見くん、それを演じる松田さんを全力でサポートしたいなと思っています。その他にも愛すべきキャラクターがたくさん出てくるので、楽しんで見ていただきたいです!



▼桜井日奈子

火曜の9時、フジテレビのゴールデン帯ドラマは初めてなので、オファーをいただけてすごくうれしかったです!このドラマは、人間関係をテーマにしているので、視聴者の皆さんも共感しやすい内容になっていると思います。人事部が“ああでもないこうでもない”とみんなで意見を出し合って、“楽しそうに苦悩している”というところが面白いです。松田さんとご一緒したことはないのですが、メディアで見る松田さんは、ピュアで等身大な方という印象で、見ている人の心を掴んでいる方だと思います。人見廉ともすごく重なるので、松田さんにピッタリの本当にすてきな役だなと思いました。私が演じる森谷はいわゆる“オタク”のような要素が強いんですけど、その個性を大事にしつつ、人事部のみんなのテンポの良い掛け合いを楽しんでいきたいです。見てくださる皆さんの身の周りで起こっていることと重なるところもあるかと思います。ドラマを見ていただいた人の心がフッと軽くなってもらえたらいいなと思いながら役を全うしたいと思っています!



▼新納慎也

2クール連続の火9出演ということで、オファーをいただいたときは“また来た火曜9時!(笑)”と、本当にありがたいなと思いました。今回台本を読んで人事部ってこういう仕事をするんだと初めて知ることがたくさんありました。社員の悩みを聞いたり、人にまつわる一見仕事っぽくないことも人事部の仕事なんだなという印象です。主演の松田さんとは『ビリオン×スクール』で一度共演していて、その時に“TJポーズ”を教えてもらいました(笑)。僕が演じる須永について監督ともいろいろアイデアを出し合って、“アイツほんとに仕事しないよね”と言われているけど、“クビにしてしまえ!”というほどではない、絶妙なあんばいのところにいる人。その理由をちゃんと作っていきたいなと思っていますし、物語が進むにつれて須永についていろいろ分かってくると思います。会社の中であまり人には相談できないことを相談できる部署は人事部なのかもしれません。だからこそ人事部ってものすごく人間ドラマがあるんだなと、なぜこんなにドラマが起こりそうな部署が今までドラマになってこなかったんだろうと思いました。“あなたの会社にもあるであろう人事部は、実は

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