
【その他】
【RIZIN】井上直樹「王者として圧倒的な試合を」vs.元谷友貴「できる限りの練習をしてきた」タイトル戦へ両者が意気込み

■『RIZIN.50』試合前インタビュー(28日・岡山市内ホテル)
メインイベントの第12試合フェザー級タイトルマッチで対戦する王者の井上直樹と挑戦者の元谷友貴が、2日後に迫った試合に向けて意気込みを語った。
【インタビュー動画】タイトル戦へ意気込みを語る井上直樹&元谷友貴
井上は昨年9月に王座決定戦でキム・スーチョルにKO勝利し、朝倉海が返上したベルトを獲得。今回が初防衛戦で「いつも通りの気持ちです」と気負いはないが、「王者としてファンの皆さんに圧倒的な試合を見せないといけない。もちろんKOか一本を狙いにいく」と責任感を込める。
4年前に対戦し1ラウンドで一本勝ちした元谷との再戦となるが「その時に分からなかった部分もたくさんあるので、勝っているからと油断せず今回も勝ちきりたい」と返り討ちにする準備はできている。
挑戦者の元谷は、王者を「打撃が早くて穴のない選手。1ラウンドが特に強い」と分析し、「前回の反省点も含め、それからの井上選手の試合を見て、できる限りの練習はしてきました。これといった特別なことはせず、練習を積み重ねてきたのみです」と日々の鍛錬の重要性を強調した。
10年前のRIZIN旗揚げから参戦し、ついに迎えたタイトルマッチとなるが「集大成という感じはなくて、毎回が大事な試合なのでその1つです。勝てばベルトがついてくるというイメージ。リベンジして攻略したいという気持ちが強い」と身構えることはない。
セコンドにはATTの同門でフライ級王者・堀口恭司がつくことも決定した。「ここ1~2年は試合前にATTで新しい技術を取り入れたり、レベルの高い人たちと組み合って、自分の成長につなげてきた。自分は練習量で勝ってきた人間だけど、ATTで質の高い練習もできている」と充実した練習環境を明かす。
RIZIN10周年と同じく、自身も妻と結婚してちょうど10年を迎え、RIZINの配信番組では「指輪よりもチャンピオンベルトで祝福してほしい」とメッセージも寄せられた。今回も家族の会場での観戦はない予定だが「子どもが3人もいるんで、家でテレビで見てもらえたら」と父の顔を見せた。