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テレ東・大江麻理子キャスター『WBS』涙の卒業・退社報告 経営者の視点で激動11年間、両親&仲間に感謝

テレビ東京の大江麻理子キャスターが28日、同局『WBS(ワールドビジネスサテライト)』(後11:15)を卒業した。11年間にわたり出演した。3月末で退社する。目を潤ませ、感謝を伝えた。
【写真】退社を報告した大江麻理子キャスター
平成から令和へ、安倍・オバマ政権の時代から、ビジネスの視点で社会を見つめてきた。この日も冷静に経済ニュースを伝え、「本当にやめちゃうんですか?」と向けられ、「きょうで最後の出演となります」とカメラに向き合った。
視聴者の叱咤激励に「ありがとうございました」。そして、テレビ東京を退社することも語ると、仕事観について触れた。「実家が自営業で、福岡で印刷会社をやっている」と明かし、就職の際、親から、駒になるのではなく「経営者の視点」で働くようアドバイスされたという。「両親には感謝しています」としみじみ。
コロナ禍など、激動の11年間だった。最後は「ここの仲間たち」と表現し「皆の頑張りを無駄にはできないなと…」と、涙ぐんだ。「絶対泣かないようにと思ったのに、うるうるしてしまいました」と笑い、次の世代にタスキをつないだ。
大江キャスターは、福岡県出身、2001年入社。テレビ東京報道局に所属。政治・経済報道からバラエティ番組まで幅広く担当したのち、2013年ニューヨーク支局に赴任。毎日アメリカの経済情報を現地から中継で伝えた。14年に帰国し、同年春から『ワールドビジネスサテライト』のメインキャスターを務めてきた。また、バラエティ番組『モヤモヤさまぁ~ず』初代アシスタントとしても知られ、人気を集めていた。