
【エンタメ総合】
鈴鹿央士、芸名の由来が『情熱大陸』で明らかに 月々の水道光熱費・税金の支払いメモも

俳優・鈴鹿央士(25)が、きょう30日放送のMBS・TBS系『情熱大陸』(毎週日曜 後11:00)に登場する。
【動画】“広瀬すずが見つけたシンデレラボーイ” 鈴鹿央士『情熱大陸』予告編
鈴鹿が「ここが“鈴鹿央士”のはじまりの場所です」と案内するのは、岡山県にある母校の昇降口。高校2年生のときに学園モノの映画にエキストラとして参加し、主演を務めていた広瀬すずの目に留まったことがスカウトのきっかけになった。芸名は、「すず」にあやかって命名された。
2019年、デビュー作となった映画『蜜蜂と遠雷』で、風来坊の天才ピアニストを演じ、日本アカデミー賞新人俳優賞に輝いた。当時19歳の初々しい表情は、素と演技の境がわからなくなるほど自然で、天衣無縫(てんいむほう)な役柄に見事にハマった。
取材が始まったのは2022年、大きな話題となったドラマ『silent』のクランクアップ直後。帰路の車中で大切なノートを見せてくれた。そこには、役について監督と交わした会話や、自分なりにまとめた人物相関図に加え、水道光熱費や税金など、月々の支払いを几帳面にメモしたページも。「支出を把握できてないと怖くて…」と語る。
昨年撮影に臨んだ映画『花まんま』は、カラスと会話ができる研究者役。その生態に一喜一憂したり、フィアンセ(有村架純)とその兄(鈴木亮平)に振り回されたり、大真面目でありながら滑稽さを求められる。初挑戦となるコミカルな演技に四苦八苦する鈴鹿だが、前田哲監督は“令和の笠智衆”と最大級の賛辞を送る。
プライベートで訪れた憧れの韓国、パリ・コレクションのため渡ったフランス、そして地元・岡山の思い出の地。会うたびに異なる表情を見せる25歳は、俳優として成長期真っ只中。その眼差しの先にあるものとは?
■プロフィール
2000年生まれ、岡山県出身。高校2年生の時、母校で行われた映画の撮影にエキストラで参加。主演を務めていた広瀬すずの目に留まり、スカウトされたことが芸能界入りのきっかけになった。2018年、メンズノンノモデルオーディションでグランプリを獲得。19年から俳優として活動を始め、デビュー作、映画『蜜蜂と遠雷』で、日本アカデミー賞 新人俳優賞、第93回キネマ旬報ベスト・テン 新人男優賞など数々の賞に輝く。22年に出演したドラマ『silent』が多くの配信記録を塗り替え大きな話題に。女性ファッション誌「ViVi」の「2022年下半期 国宝級イケメンランキング」NEXT部門で1位を獲得。地元をこよなく愛し、家族を大事にする。