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成宮寛貴、8年ぶり俳優復帰作で“怪演” 女性を翻ろうする甘い表情で視聴者魅了【ネタバレあり】

俳優の成宮寛貴が主演を務めるABEMAオリジナルドラマ『死ぬほど愛して』(毎週木曜 後11:00)の第1話が27日に放送された。
【写真】ABEMAドラマ『死ぬほど愛して』相関図
『死ぬほど愛して』は、累計発行部数1億以上突破のヒット作『金田一少年の事件簿』などで知られる天樹征丸氏の同名漫画が原作の純愛サスペンス。『性の劇薬』『女子高生に殺されたい』などを手掛け、『アルプススタンドのはしの方』では第42回ヨコハマ映画祭監督賞、第30回日本映画プロフェッショナル大賞監督賞を受賞した“鬼才”の異名を持つ城定秀夫監督が本作のメガホンを握る。
以下、ネタバレあり。
第1話では、容姿端麗でエリート街道を歩むサラリーマン・神城真人(成宮寛貴)の“裏の顔”が見え隠れする。真人は妻の澪(瀧本美織)と順風満帆な結婚生活を送っていた。ある日を境に出張が増えた真人に、澪は不安を抱えていることを伝えると、真人は出張先の写真を送信。澪は安堵するも、全く同じ1枚をネットで見かけてしまいまった。“アリバイ写真”だと気づいた澪は、再び出張へ出掛ける真人を呼び止めるも、何も言い出すことができず…。真人も澪の異変に気付き、自宅をふと振り返ると、背後から自転車のベルの音が。邪魔だと言わんばかりにすれ違った配達員に舌打ちをされると、真人は間髪入れずに相手を蹴り飛ばした。
無表情かつ躊躇なく暴行をはたらいた真人は、その後も猟奇性をのぞかせる。出張中なはずの真人は、澪との思い出の曲『わたしの青い鳥』を口ずさみながら、自宅近くの神社に登場。大雨が降りしきる中、突然傘を振り回し続け、しまいには地面に叩きつけた。雷の光で照らされた真人の表情は、澪の前で見せる“優しい夫”の顔からは全く想像ができないもの。いったい真人は何を考えているのか…?
ずぶ濡れになった真人と澪は偶然鉢合わせると、真人は“アリバイ写真”のワケを伝える。「信じて欲しい。浮気はしていない」と憔悴しきった表情で訴えかけ、仲間たちと会社を独立するため、水面下で動いていたことを告白する真人。そして、未来の約束を甘くささやき、わだかまりが溶けた澪と激しい一夜を過ごした。
しかし、その翌日、ホテルのラウンジに姿を見せた真人は、澪もよく知る“とある女性”と合流。怪しく微笑む若い女と真人の関係とは?果たして、真人は愛する妻に隠れて何かを企んでいるのか…?
澪の前で見せる穏やかな顔、その一方で見え隠れする“狂気”、そして女性を翻弄する甘い表情。真人の本当の姿とは一体…?そして、真人と澪が暮らす近所では、「女性記者殺人事件」が起き、犯人が捕まらないまま連日ニュースを席巻。真人と澪の隣室には夫婦の会話を盗聴する“謎の男”が引っ越してくるなど、不穏な空気が漂っていた。