
【エンタメ総合】
『鬼レンチャン』『あちこちオードリー』手がける映像制作会社・UNITED PRODUCTIONS、映画配給事業をスタート

バラエティ番組「千鳥の鬼レンチャン」、「あちこちオードリー」、Netflix「トークサバイバー」シリーズなどを手がけているUNITED PRODUCTIONS(UP)が、4月1日付で、新たに映画配給事業を開始、配給レーベル名を「KeyHolder Pictures」とすることを発表した。
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日本最大のコンテンツサプライヤーを目指すUPでは、従来のコンテンツ作りから納品までを行う制作領域から一歩踏み込み、特に映画コンテンツを全国の映画館や上映施設などに供給する配給事業を新たに開始することで制作から供給まで、業務領域を拡大させ、収益体質の強化を図る。
事業の開始と推進にあたり、KADOKAWAで代表取締役副社長を務めたほか、映画プロデューサーやアニメプロデューサーとして数々の作品に名を連ねてきた井上伸一郎氏が具体的且つ戦略的なアドバイザーに着任、映画配給を行うディストリビューション事業部CDO(チーフ・ディストリビューション・オフィサー)に鈴木さとる(元KADOKAWA配給担当)が着任する。
今後、KeyHolder Picturesは、グループ会社の株式会社「闇」とのホラージャンル作品の制作など自社グループのシナジーを生み出す作品や、外部の幅広いパートナーとの提携作品なども積極的に配給。作品・企画の個性に合わせた配給プランを策定し、メジャー系映画からアート系映画まで多岐にわたる層に訴求。UPが得意とするバラエティコンテンツのODS(有料ライブ配信)等も展開。国内市場にとどまらず世界へコンテンツを届けていく予定。
■森田篤 コメント
「もっと日本の実写作品が世界的に認められてもいいんじゃないか?まだまだ日本の作品が世界のマーケットで過小評価されている気がしてならない。この状況に一石を投じたいので、一緒にやっていただけませんか?」という無邪気な問いかけに、快く賛同してくださった井上さんと鈴木さんには感謝してもしきれません。魅力溢れる日本の実写作品を全国の劇場へ届け、そしてさらにその作品を世界へとシームレスに羽ばたかせていきます。
我々の壮大なチャレンジがいよいよスタートします!どうぞご期待ください!
■井上伸一郎氏 コメント
井上伸一郎です。この度KeyHolder Picturesのアドバイザーをつとめさせていただきます。
日本で映画配給会社のスタートアップに立ち会える機会はとても貴重です。このチャンスに、映画界に新しい波を起こしたいと思います。KeyHolder Picturesは様々なジャンルの映画を配給します。なかでも私は「日本ホラー映画大賞」のチェアマンを3年間担当した経験を活かして、ホラー映画で新しい才能に活躍の場を作りたいと意欲を燃やしています。
皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
■鈴木さとる コメント
世界を席巻する新興のA24やNEONのように、マーケティングに裏付けられたインディペンデント映画を一本一本丁寧に配給していきます。企画段階からコミットして、世界市場までを見据えたディストリビューションを目指します。KeyHolderグループ、UNITED PRODUCTIONSの分厚いエンタメリソースを存分に活用し、挑戦的な作品を皆さまにお届けしたいと思います。