
【映画】
高石あかり、主演映画の撮影で涙止まらず「きっと限界だった」

俳優の高石あかり(※高=はしごだか)が12日、都内で行われた映画『ゴーストキラー』公開記念舞台あいさつに登壇した。
【集合ショット】キャスト&監督と笑顔を浮かべる高石あかり
2025年後期連続テレビ小説『ばけばけ』(NHK)のヒロインに決定し、注目を集める高石の初単独主演映画。『ベイビーわるきゅーれ』シリーズのアクション監督を務める園村健介が監督を、阪元裕吾が脚本を務め、「日本統一」シリーズや「ベイビーわるきゅーれ」シリーズの製作・配給を行うライツキューブと、アメリカにおけるアジアン・アクション映画配給のリーディングカンパニーであるWell Go USA Entertainmentが共同で制作した作品となっている。
この日の舞台あいさつで、高石は同作について「本当に多くの挑戦とか、壁を与えてくれた作品。乗り越えられたかは…見ていただいた時の評価だと思います」と謙そんしつつ「自分の中では激動の毎日で、これからの俳優人生で大切なものになってくるんだろうなと思っていました。きっと見ていただいたらわかると思うんですけど、すごい熱量です」と熱っぽく語った。
アクションシーンの秘話として「今思ってもすごい1日だったなと思っています。(撮影中)私も頭パンクしちゃって、まったく動けなくなってしまったんです。『休憩取りましょうか』と言っていただいて、外出て、スッと涙が止まらないというような状況でした。くやしさとかではなく、生理現象的なものなんですけど、きっと限界だったんですよ。そこから一歩先に歩みを進めさせてくれたのは、この座組だったからだと。あんまり当時の記憶がないんですけど、そのシーンは見ていただきたいです」と言葉に力を込めていた。
舞台あいさつにはそのほか、井上想良、東野絢香、三元雅芸、園村監督も登壇した。
■『ゴーストキラー』ストーリー
とある日の朝、大学生のふみかは帰宅途中に足がもつれ倒れ込んでしまう。立ち上がろうとした時、転がっている薬莢(やっきょう)を見つけ、拾う。帰宅したふみかは、自分にしか見えない男を見つけパニックに陥る。元殺し屋だという男の幽霊・工藤に嫌悪感を抱くが、その後ふみかは工藤の手を握ると力が乗り移り、戦えることが判明。工藤を避けていたふみかだったが、自分を助けてくれた工藤に徐々に心を開き始める。ふみかは工藤の成仏のために協力することとなったが…。