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ウォーバックス役・藤本隆宏が語る、40年目のミュージカル『アニー』が愛される理由「子どもたちが夢を見ることができる」

40年目のミュージカル『アニー』が愛される理由を語った藤本隆宏 (C)ORICON NewS inc.


 ミュージカル『アニー』が、4月19日から東京・新国立劇場 中劇場で幕を開ける。それに先立ち、東京・新国立劇場 中劇場にて18日、公開ゲネプロおよび初日前記者会見が行われた。オーディションで選ばれたアニー役の丸山果里菜と小野希子、そしてウォーバックス役の藤本隆宏、ミス・ハニガン役の須藤理彩、グレース役の愛原実花、ルースター役の赤名竜乃介、リリー役の浜崎香帆らキャスト陣が登壇。藤本は、ミュージカル『アニー』が40年愛される理由について語った。



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 大富豪・ウォーバックスを演じる藤本は「今年は日本テレビ主催の『アニー』が上演されて40年目ということで、その記念すべき公演に出演できるということと同時に、この作品がいかに大事な作品であり、愛されている作品かということを感じながら精一杯演じてきたいと思っております」とあいさつ。そして「40年、そして50年、100年続けられるように。今年我々の芝居がダメだったら毎年やらないわけですけど(笑)。そうならないように、精一杯演じていきたいと思っております」と気を引き締めた。



 今回が8度目の出演となる藤本だが「そういう意識はないんです。アニー役が毎年変わっていますし、実は昨年とは須藤さん以外みんな変わってるんですよ」と、毎回新鮮な気持ちで作品に臨めていると明かす。そして「けいこ場の雰囲気がすごく良かった」といい、「近年はコロナの影響でできなかったんですが、今年は全員で俳優の稽古を見て、笑って、拍手をして、そういうチームワークがすごく良かったカンパニーだなと思っています。新しい振り付けや、セリフの言い回し、音楽の一音一音まで結構厳しくやっているので、素晴らしい作品がお届けできるんじゃないかと思っています」と自信を見せた。



 また、アニー役の2人については「すごく純粋なんだよね。結構、準備していたりする子が多いのだけど、本当に自分の言葉で話している。そのピュアさがすごくいいなと思っているので、アニーの二人ともやるのも楽しみにしております」と太鼓判を押した。



 今年、日本上演40年目を迎える『アニー』。その愛される理由については「幅広い層にお楽しみいただける作品だと思います。子どもの時に観た『アニー』を、また大人になって観ても楽しめるというか、感情移入しやすい作品なのかなと思います。楽曲もいいし、フルオーケストラでお届けできるし。そして何より子どもたちが夢を見ることができる。役者を目指している子どもたちにもチャンスを与えているというところだと思います」と語った。



 丸美屋食品ミュージカル『アニー』は、4月19日~5月7日まで東京・新国立劇場 中劇場にて上演される(夏にツアー公演を予定)。

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