【映画】
「スター・ウォーズ・セレブレーション ジャパン」閉幕、次回はロサンゼルスで公開50周年を祝う【Day3】

「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン2025」が閉幕。次回はロサンゼルスで2027年に開催決定(C)ORICON NewS inc.


 千葉・幕張メッセで18日から開催されていた「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン2025」が、20日に閉幕した。クロージングセレモニーでは、次回のセレブレーションが、映画『スター・ウォーズ』第1作(1977年公開)の50周年を記念して、2027年4月1日〜4日にアメリカ・ロサンゼルスで開催されることが発表された。



【画像】ライアン・ゴズリング、ペドロ・パスカル、シガーニー・ウィーバーが登壇



 世界中に熱狂的なファンを持つエンターテインメントの金字塔『スター・ウォーズ』。その最大級の公式ファンイベントである「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン」が日本で開催されるのは、2008年以来17年ぶり。アジアでの開催としては、今回が2回目となった。



 チケットは史上最速で完売し、来場者数は前回(2023年・ロンドン)より8%増の10万5000人以上。前回の64の国・地域を大きく上回る125の国と地域からファンが集結し、日本国内外から大きな注目を集めた。



 イベント期間中は、サプライズゲストの登場や重大発表が続出した。



 ライアン・ゴズリングが主演、ショーン・レヴィが監督を務める新作映画『STAR WARS:STAR FIGHTER(スター・ウォーズ/スターファイター、原題)』(2027年5月28日全米公開予定)の発表に続き、映画『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』(2026年5月22日、日米同時公開)では、主演のペドロ・パスカルと新キャストのシガーニー・ウィーバーがサプライズで登壇した。



 動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」では、日本時間4月23日に配信開始されるオリジナルドラマシリーズ『スター・ウォーズ:キャシアン・アンドー』シーズン2の第1話が世界初上映された。また、『スター・ウォーズ:アソーカ』シーズン2で、ヘイデン・クリステンセンがアナキン・スカイウォーカー役として再演することも発表され、会場は大いに盛り上がった。



 ダース・モールを主人公とする新アニメシリーズ『Maul:Shadow Lord(原題)』が、2026年にDisney+で配信されることも明らかにされた。



 「スター・ウォーズ」を世界各国のアニメスタジオの独自視点=“ビジョン”で描く短編オムニバス『スター・ウォーズ:ビジョンズ』のシーズン3の配信日が10月29日と発表され、日本のアニメスタジオの監督たちも登壇し、各エピソードへの想いや制作の裏側を語った。



 あわせて、シーズン1で高い人気を誇った『九人目のジェダイ』が長編シリーズ化され、『Star Wars: Visions Presents - The Ninth Jedi(原題)』として、2026年にDisney+にて独占配信開始予定であることも発表された。



 この週末、幕張メッセは「スター・ウォーズ」の名のもとに世界中から集まった人々が、文化や言語の壁を超えて交流し、家族のような一体感に包まる特別な空間となっていた。



 『スター・ウォーズ』の生みの親ジョージ・ルーカスが、黒澤明監督の作品に影響を受けたことはよく知られている。日本での開催ということもあり、日本の文化や武士道精神にインスパイアされたコスプレをするファンの姿も数多く見られた。まさに一つの文化が、時を超えて“循環”してきたような光景も広がっていた。



 大阪から参加したサラさんは「これが私の初めての体験で、みなさんが本当に素晴らしくて親切でした。だから、また来ます!」と語り、再参加を誓っていた。



 リナさんは「ここには大人から子どもまで、いろんな人がいて本当に素敵です」と語り、香港から訪れたウィリアムさんは「このイベントはまさに世界を代表している。いろんな言語と文化が交わる場所です」とそのグローバルな意義を強調した。



 クロージングセレモニーのMCの一人が語った「スター・ウォーズのファミリーがを通じて、時に暗く感じられる世界でも、私たちは希望、団結、そして互いへの敬意を持って生きられることを証明しています」というメッセージは、会場にいた人々の心に深く響いた。



 最後に、この特別な銀河の祝祭を分かち合えたことへの感謝の気持ちを込めて、世界中から集まったファンみんなで声を合わせた。



 「May the Force be with you(フォースと共にあらんことを)」

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