【音楽】
Ado「唱」アニメ楽曲に該当せず 『MUSIC AWARDS JAPAN』がノミネートを取り下げ、投票やり直しへ

『MUSIC AWARDS JAPAN 2025』が謝罪と訂正


 国際音楽賞『MUSIC AWARDS JAPAN 2025』(以下MAJ)の実行委員会は21日、同アワードの「最優秀アニメ楽曲賞」部門に関して、Adoの楽曲「唱」が規定に該当しない楽曲であるにもかかわらず、誤ってノミネート作品として発表していたことを明らかにし、謝罪と訂正を発表した。



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 MAJの規程では、「最優秀アニメ楽曲賞」部門はアニメのオープニングテーマ、エンディングテーマ、挿入歌など“アニメテーマ曲”に該当する楽曲を対象としているが、「唱」はアニメ作品の主題歌や挿入歌ではなく、この条件を満たしていなかった。



 実行委員会によると、今回の件は「楽曲のジャンル分類や部門選定分類などを起点に各部門への楽曲エントリーがなされましたが、その過程に不備があり、意図しない形で当該部門へ登録・発表がされてしまった」ものだという。



 「最優秀アニメ楽曲賞」部門から「唱」を取り下げたうえで、残る4作品を正式なノミネート作品として扱い、同部門における投票をやり直すことが発表された。なお、Adoの「唱」については「最優秀国内ダンスポップ楽曲賞」部門には正しくノミネートされており、今後も同部門における選考対象として存続するという。



 『MUSIC AWARDS JAPAN』は、音楽業界の主要5団体が垣根を越えて設立した一般社団法人カルチャーアンドエンタテインメント産業振興会(CEIPA)が主催する国際音楽賞で、「世界とつながり、音楽の未来を灯す(ともす)。」をコンセプトに掲げている。



 17日から30日まで最終投票が実施され、アーティスト、クリエイター、マネージャー、レコード会社スタッフなど5000人以上の音楽関係者による最終投票で各賞の受賞者が決定する。授賞式は5月21日、22日に京都・ロームシアター京都で開催される。

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