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桂文枝、万博会場に“宝物”持参し生歌唱…亡き母・妻への想いも 『徹子の部屋』公開収録

落語家の桂文枝が、5日放送のテレビ朝日系『徹子の部屋』(月~金 後1:00)にゲスト出演する。大阪・関西万博での公開収録となり、万博シニアアドバイザーを務める文枝が、黒柳徹子と軽快なトークを繰り広げる。
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『徹子の部屋』は、1970年大阪万博後の76年に放送スタートし、今年50年目に突入。これまで迎えたゲストの数はのべ約1万2500人以上で、まだまだ記録更新中。このほど、東京を飛び出し、史上初の大阪公開収録が実現。万博会場内のEXPOホール「シャインハット」が『徹子の部屋』仕様となり、ファン1400人が駆けつけた。
文枝にとっては、2度目の万博となり「(55年前の万博でも)司会を全国ネットでやらせていただいた」と感慨深げ。渥美清さん、淀川長治さんらと出演したと振り返り、「当時の万博で一緒に遊んだ子どもたちはもう定年退職しているかと…」と笑わせた。
文枝は、2021年に実母と妻を相次いで亡くした。近況について黒柳から「ロボットとお住まいですって?」と向けられると、「アレクサ」とのやりとりなどをユーモアあふれる語り口で披露。一方、手の爪に母と妻の“2つの星”のマニキュアをあしらい、愛を伝えた。
さらに、宝物だという加山雄三のサイン入りウクレレを持参し、貴重な歌声も披露。文枝は「創作落語500本を目指しているんです。徹子さんがいらっしゃると、私も頑張れる」と笑顔で語っていた。