【映画】
向井理「すごく誇らしい気持ち」イタリアの映画祭に“パリピ孔明”降臨

イタリア「ウディネ・ファーイースト映画祭」のクロージング上映に『パリピ孔明 THE MOVIE』の劇中衣装で登壇した向井理


 俳優の向井理が4日、インテックス大阪で3日間にわたって開かれたアメコミ、映画、ポップ・カルチャーの祭典「大阪コミックコンベンション2025」(大阪コミコン)に、『パリピ孔明THE MOVIE』の劇中衣装で登場。「ついさきほどイタリアの映画祭から帰ってきまして、この格好で登壇しました」と報告し、観客を驚かせた。そのイタリアの映画祭に登壇した時の写真が到着した。



【画像】劇中の孔明が現れてイタリアの映画ファンもビックリ



 向井が参加したのは、毎年イタリア北部の都市ウディネで開催されている、東アジアや東南アジアの作品を対象とした「ウディネ・ファーイースト映画祭」。過去に、イタリアに縁のある映画『テルマエ・ロマエII』が上映されたこともあるクロージング作品に『パリピ孔明THE MOVIE』が選出され、今年のフィナーレを華やかに飾った。



 1200席を有するオペラハウス<テアトロ・ヌォーヴォ>で行われたクロージング上映は、チケットが完売する盛況ぶり。孔明の衣装をまとって登壇した向井は、「これはコスプレではありません。本気です!」と笑顔を交えながらあいさつ。「音楽に力を入れている本作は、この劇場と非常に相性が良いと思っています。ここには、作品の魅力を最大限に引き出してくれる音響設備があります。映画祭の締めくくりにふさわしい、フェスティバル向けの一本になっているはずです」と自信をにじませた。



 会場からは大きな拍手と歓声が沸き起こり、観客の熱気が劇場を包み込んだ。アジア映画の新たな可能性を世界に印象づけた一本として、記憶に残るクロージング上映となったに違いない。



 俳優歴19年にして、今回が自身初の海外映画祭参加となった向井は、異国の地で自身の主演作が大きな喝采を浴びたことについて、「初めての経験がウディネで本当に良かったと思います。映画を愛しているオーディエンスの方がたくさんいて、それがすごく誇らしい気持ち」と語り、その喜びと感動をじっくりかみしめていたそう。



 大阪コミコン登壇時も「イタリアの方にもかなり好評で良いリアクションをいただいて、海を越えたことがうれしかった」と話していた。



 原作は、四葉夕ト原作・小川亮作画による同名漫画(講談社「ヤングマガジン」連載中)。三国志の天才軍師・諸葛孔明が現代の渋谷に転生。アマチュアシンガー・月見英子の歌声に心を奪われた孔明が、英子と共に音楽の力で“天下泰平”を目指す物語。



 2023年にフジテレビ系列で連続ドラマ化された。メインキャスト続投による映画『パリピ孔明 THE MOVIE』の舞台は、三国志さながらに三大音楽レーベルが熾烈な争いを繰り広げる音楽バトルフェス「ミュージックバトルアワーズ2025」。孔明(向井)と英子(上白石萌歌)の前に、孔明の最大のライバル・司馬懿の末裔である司馬潤(神尾楓珠)とその妹・shin(詩羽)が立ちはだかる。50人以上のミュージシャン&ダンサーが集結し、6000人の観客を動員して撮影されたライブシーンが見どころとなっている。

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