
【映画】
トム・クルーズ、3年ぶり来日「皆さんのために作った映画です」3時間にわたりファンと交流『ミッション:インポッシブル』レカペイベント

米俳優トム・クルーズが6日、東京都庁都民広場で開催された主演映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』のジャパンプレミア・レッドカーペットイベントに登場した。今回の来日は3年ぶり、通算25回目。午後4時過ぎから7時ごろまで、ファンにサインや写真撮影で応じ、会場は歓声に包まれた。
【写真】トム・クルーズら映画『ミッション:インポッシブル』の豪華キャスト陣
23日に日本公開される同作は、トム・クルーズのキャリアを象徴する『ミッション:インポッシブル』シリーズの最新作。29年にわたるシリーズの集大成ともいえる一本だ。前作『デッドレコニング』(2023年)では、全米映画俳優組合のストライキの影響で来日が中止となり、“ミッション失敗”に終わった経緯があった。
そうした中での今回の来日とあって、トムは満面の笑みを浮かべながら、「私は日本が大好きです。日本の美しい文化も大好きです。皆さんが温かく迎えてくださって、本当に感謝しています。皆さんのためにこの映画を作りました。この作品が多くの方に愛されることを願っています。ありがとう」とコメントした。
今回のワールドプロモーションツアーは、東京を皮切りにスタート。トム・クルーズをはじめ、サイモン・ペッグ(ベンジー・ダン役)、ポム・クレメンティエフ(パリス役)、ヘイリー・アトウェル(グレース役)、グレッグ・ターザン・デイヴィス(ルーサー・スティッケル役)、そして監督のクリストファー・マッカリーら、キャストとスタッフがそろって来日した。彼らはファンとの交流にも時間を惜しまず応じ、会場は終始熱気に包まれていた。
イベントのクライマックスでは、トムの掛け声に合わせて都庁舎にプロジェクションマッピングが映し出され、花火が打ち上がる演出で観客を魅了。トムは最後に「ありがとう」を何度も繰り返しながら、感謝の気持ちを込めて会場を後にした。
『ミッション:インポッシブル』シリーズは、スパイ組織IMFの敏腕エージェント、イーサン・ハント(トム・クルーズ)が数々の“不可能な任務=ミッション”に挑んでいく人気シリーズ。最新作には「ファイナル」の冠がつけられており、シリーズ最終章となるのか、それともイーサン・ハントの最後が描かれるのか。ファンの間ではさまざまな憶測が飛び交っている。