【音楽】
野口五郎、デビュー55周年の節目にスペシャルライブ あの世界的ギタリストと再共演

野口五郎デビュー55周年記念ライブの模様


 歌手の野口五郎が、ニューアルバム『GOROes by myself 3』のリリース日となった6日、東京・LINE CUBE SHIBUYAにて、デビュー55周年を記念するスペシャルライブを開催した。



【画像】野口五郎の名盤にも参加したデビット・スピノザが登場!熱い抱擁のシーンも



 会場は満席となり、記念ライブにふさわしい熱気に包まれた。幕が上がると、ステージ中央に野口五郎と「GORO'sバンド」のメンバーが登場。現在開催中のツアーとは異なる、シティポップを中心としたセットリストが用意され、野口ののびやかな歌声とバンドの確かな演奏でオープニングから観客を魅了した。



 注目の場面のひとつとなったのが「異邦人」だ。1977年にリリースされたアルバム『GORO IN NEW YORK -異邦人-』に収録されたこの楽曲は、ニューヨークで録音された作品。同作のレコーディングに参加していた世界的ギタリスト、デビット・スピノザがこの日のライブのためにニューヨークから来日し、共演を果たした。イントロが始まると自然と手拍子が広がり、客席とステージが一体となった。



 本編最後のMCでは、これまで支えてきたファンへの感謝の言葉が語られ、客席から大きな拍手が送られた。アンコール前には観客との記念撮影も行われ、55周年の節目を祝う特別なひとときが刻まれた。



 この日も、野口が手がけた「深層振動・DMVスピーカー」による音響演出が導入されていた。このスピーカーはクラウドファンディングにて即完売したことも記憶に新しい。



 ライブを通じて、野口五郎というアーティストの存在感と進化を改めて印象づける一日となった。



■セットリスト

オープニングS.E

M1 紀元0年

M2 薔薇

M3 ボトル・レタア

M4 汚さずにいられない

M5 少女よ

M6 カタログL.A

M7 指

M8 明日に向かって撃て

M9 風になった彼女

M10 異邦人

M11 24時間の恋人

M12 エアポート・ストーリー

M13 マンハッタン・スクランプル

M14 シスコドリーム

M15 パラダイス

M16 最後の楽園

M17 女になって出直せよ

M18 君こそわが青春

<ENCORE>

EN1 傷心スピードウェイ

EN2 21世紀船の出帆

EN3 A Song For You

※M10~EN3(with David Spinozza)

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