【音楽】
SEVENTEEN、日本での2年ぶり大型ファンミ終幕 5公演18万人のCARATと“特別な休日”彩る【セットリスト掲載】

『SEVENTEEN 2025 JAPAN FANMEETING ‘HOLIDAY’』を開催したSEVENTEEN(P)&(C)PLEDIS Entertainment


 韓国の13人組グループ・SEVENTEENが、10日、11日の2日間にわたって、埼玉スーパーアリーナでファンミーティング『SEVENTEEN 2025 JAPAN FANMEETING ‘HOLIDAY’』を開催。2日間で6万人を動員した。



【ライブ写真】さわやかな雰囲気!愛を伝えたSEVENTEEN



 2015年5月26日に韓国でデビューしたSEVENTEENは、S.COUPS(エスクプス)、JEONGHAN(ジョンハン)、JOSHUA(ジョシュア)、JUN(ジュン)、HOSHI(ホシ)、WONWOO(ウォヌ)、WOOZI(ウジ)、DK(ドギョム)、MINGYU(ミンギュ)、THE 8(ディエイト)、SEUNGKWAN(スングァン)、VERNON(バーノン)、DINO(ディノ)からなる13人組。JEONGHANとWONWOOは兵役履行中のため欠席となったが、大所帯グループながら誰ひとり欠けることなく、10周年を迎える。



 CARAT(ファンネーム)のペンライトとネオンがカラフルに輝く中、水色と白を基調にしたラフな衣装でSEVENTEENがステージに登場。シンプルながらも洗練された佇まいで、ステージに立った瞬間、客席からは割れんばかりの歓声が上がった。



 ライブの口火を切ったのは「Holiday」。CARAT(=ダイヤモンド)型に設けられた花道を最大限に活かしながら、日本で初披露となる「1 TO 13」、ドラマ『トクメイ! 警視庁特別会計係』の主題歌としても知られる「今 -明日 世界が終わっても-」など、名曲が次々に届けられていった。



 メンバーたちはステージを縦横無尽に歩きながら、多くのCARATに手を振り、笑顔を向け、ポーズを決め、至近距離でファンサービスを展開。THE 8は「きょうは最終日なので、楽しく遊んでいただけたらうれしいです」と優しく語りかけ、観客の心をさらに温かく包み込んだ。



 オープニングライブの熱が冷めやらぬまま、続いては学ラン風の衣装に身を包み、学生気分でのゲーム企画へ。3組に分かれたメンバーがさまざまなアクティビティで競い合った。パラエティー力も高いSEVENTEENの魅力がステージだけでなく、素の姿でも存分に伝わるひとときとなった。



 ファイナル公演となる今回は“スーパーたらい落としキング”と個人総合優勝者が決定。「たらい落とし対決」は、敗者復活戦で髪の毛が触れる寸前で止める好プレイを見せたWOOZIがその勢いのまま優勝した。“たらい王冠”とマントをまとったWOOZIは「光栄です。こうして貴重な位置(センター)に立てることができて感謝しています」と神妙な面持ちであいさつ。王の貫禄をまとい、一礼した。



 5公演を通じての個人総合優勝に輝いたのは、JUN。JUNは「(日本語で)自分ですか」と戸惑いを隠しきれない様子。想像をしていなかった展開のようで言葉が出ないほどうれしそうだった。一方、WOOZIは“たらいキング”の栄光から一転、最下位になり、照れ笑いを浮かべていた。



 ライブパフォーマンスでは、ジーンズをスマートに着こなしたBSSによる「CBZ(Prime time)」、HxW(SEVENTEEN)による「96ers」の情熱的なステージといったユニット曲の披露も。「96ers」を初披露したHOSHIは「またこれから(SEVENTEENの)アルバムも出ますし、新しいユニットも出ると聞きました」と期待を高めた。



 本編ラストのメドレーは観客のボルテージを一気に最高潮へと導く「CALL CALL CALL!」からスタート。勢いをそのままに「Rock with you -Japanese ver.-」「CLAP」「Let me hear you say」「24H」「BOOMBOOM」「Still Lonely」「Left & Right」「Eyes on you」と、怒涛のヒット曲が続いた。息つく間もないほどの濃密なパフォーマンスで、会場の熱気は加速度的に上昇していった。



 メンバー自身が楽曲制作・振付まで手がけるセルフプロデュースグループの実力を証明するように、どのシーンも隙がなく、それぞれに強烈な存在感と個性が宿っていた。「Let me hear you say」では美しく響く歌声に酔いしれるひとときもあったが、9曲連続披露にもかかわらず、歓声とコールは一切途切れることなく鳴り響き、観客と一体となった圧巻のステージを築き上げた。



 アンコールでは、統括リーダーのS.COUPSが「5回のファンミ―ティングを通して本当に楽しい幸せな思い出を積み重ねてきました。なので、今回(5thアルバム『HAPPY BURSTDAY』)のカムバックもよくできる気がしますし、ここにいないメンバーたちにもこのすてきなエネルギーを分け与えたいと思います。いつも頼もしいこの場にいるリーダーでいたいと思います」と約束。DKは「いつもそばでたくさん応援してくれてありがとう。僕もCARATちゃんの力になれる存在として、これからも頑張ります」と力強く語った。



 同ファンミ―ティングは、4月24日、26日、27日に京セラドーム大阪、5月10日、11日に、さいたまスーパーアリーナにて行われた。2年ぶりとなる日本での大型ファンミ―ティングとなり、計18万人を動員した。



【セットリスト】※日本初パフォーマンス楽曲

1「Holiday」

2「1 TO 13」※

3「Together -Japanese ver.-」

オープニングトーク

4「DREAM」

5「今 -明日 世界が終わっても-」

ユニットLIVE

6「BSS『CBZ(Prime time)』」※

GAME規格

ユニットLIVE

7「HxW (SEVENTEEN)『96ers』」※

LIVE

8「CALL CALL CALL!」

9「Rock with you -Japanese ver.-

10「CLAP」

11「Let me hear you say」

12「24H」

13「BOOMBOOM」

14「Still Lonely」

15「Left & Right」

16「Eyes on you」※



Encore

1「Encircled」

コメント

2「Headliner」

3「Sara Sara」

4「Mansae」

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