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成宮寛貴の“殺人鬼”っぷりに視聴者戦慄 血だらけで“愛妻”を追いかける姿に「ゾンビじゃん」「表情がトラウマに」【ネタバレあり】

俳優の成宮寛貴が主演を務めるABEMAオリジナルドラマ『死ぬほど愛して』(毎週木曜 後11:00)の第7話が9日に放送された。以下、ネタバレを含みます。
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『死ぬほど愛して』は、累計発行部数1億以上突破のヒット作『金田一少年の事件簿』などで知られる天樹征丸氏の同名漫画が原作の純愛サスペンス。『性の劇薬』『女子高生に殺されたい』などを手掛け、『アルプススタンドのはしの方』では第42回ヨコハマ映画祭監督賞、第30回日本映画プロフェッショナル大賞監督賞を受賞した“鬼才”の異名を持つ城定秀夫監督が本作のメガホンを握る。8年ぶりに俳優復帰したばかりの成宮が狂おしいほどに“魅惑的な殺人鬼”・神城真人(かみしろ・まさと)役で主演を務める。
第7話では、罪のない人々を殺めてきた神城真人(成宮寛貴)が、ついに妻の澪(瀧本美織)の殺人計画を実行に移す。真人は“結婚記念旅行”として澪を富士山のふもとにある西湖に誘い、さらには山奥にあるチャペルで2人だけの結婚式を約束。しかし、真人はそこで澪を自殺に見せかけて殺害することを企てていた。
一方、真人が“殺人鬼”だと疑う石黒颯馬(細田善彦)も西湖に急行。樹海へと急ぐ2人の車を追跡するも、それに気づいた真人は急発進し、行方をくらませる。さらに警察では、真人の前妻で突然死した彩(青山倫子)の血液から、微量のトリカブトとフグ毒の成分が検出され、捜査のやり直しが決定。その最有力容疑者に真人の名前が挙がった。石黒と警察は手を組み、真人の澪殺しを阻止するため2人の姿を追う。
石黒の追跡から逃れた真人は、休憩という名目で樹海に澪を誘い込み、真人は「俺が『一緒に死のう』と言ったら、死んでくれる?」と聞くと、澪は「うん。真人と一緒なら」と、どこかぼんやりとした状態で答えた。いびつな愛の形を確かめ合った後、真人と澪は2人だけの結婚式を執り行い、澪は幸せの絶頂に…。しかし、それは澪が見た夢。澪は目を覚ますと、自身を殺そうとする真人の姿を目の当たりに。状況を察した澪は「なんで?私、死ぬの?真人も一緒?」と聞くと、真人は「俺はまだ死ねない。君の愛は全部“金”に換えないといけないから」と非情に突きつけた。そして、真人は誘導尋問をしながら澪の気持ちをコントロールし、睡眠薬を飲ませようとすると、石黒が登場。2人はもみ合うと、真人は岩に頭を強打して意識を失った。
意識を取り戻した真人は、石黒が落としたスマートフォンから刑事が自身を追っていることを知り、「あの2人を殺さないと…」と樹海をさまよう。真人は頭から血を流し、意識朦朧としながらも、執念で澪と石黒を捜索。木々が生い茂り、出口が見えない樹海の中で、真人と澪・石黒は“生死をかけた追いかけっこ”を繰り広げげた。そして夜になり、澪と石黒は山小屋に身を潜めていると、不気味なノックの音が響き、石黒が窓を恐る恐る覗くと、真人が姿を見せ、石黒の首を絞めた。
本性をむき出しにした真人は、これまで澪に見せていた“優しい夫”の表情から、“殺人”という目的に取り憑かれた狂気的な姿に。成宮の“怪演”っぷりに、視聴者からは「ゾンビじゃんw」「真人の表情がトラウマになりそう」「怖すぎて心臓がもたない」「やっぱり成宮くん演技上手すぎる」と大きな反響が寄せられた。