
【映画】
大泉洋、『探偵はBARにいる3』の8年前の拷問シーンをボヤく「あれは最低でしたね」

俳優の大泉洋(52)、松田龍平(42)が14日、東京・銀座の丸の内TOEIで行われた『さよなら丸の内TOEI』プロジェクト映画『探偵はBARにいる3』(2017年12月公開)の舞台あいさつに登壇した。
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シリーズでは大泉演じる探偵が拷問されるシーンが恒例となっている。『探偵はBARにいる3』では、大泉がパンツ一丁で漁船の先頭に縛り付けられ、大海原を行くシーンがあった。同シーンを思い出した大泉は「中でも1番酷かった!あれは最低でしたね。忘れられないですね」と懐かしむ。「『港の中を周ります』と言われていたんですが、本当に寒いから僕としては面白い絵にしてもらわないと困る。だから『なんでもやりますから言ってください』と言ったら監督が『じゃあ1つだけ。沖に出たい』と言われたのを覚えています。『じゃあ行きましょう!』と沖に出て撮影したんです。カットが掛かって『どうでしたか?』と聞いたら『揺れて撮れません』と。沖に出たら揺れるのはわかっているだろ、と」と8年前のできごとを、まるで昨日のことのように軽やかにボヤいて会場は爆笑だった。
『探偵はBARにいる3』は、札幌・ススキノを舞台に、その街の裏も表も知り尽くした“探偵”の活躍を描くシリーズ第3弾。今回の依頼は、探偵(大泉)の相棒・高田(松田)が持ち込んだ人探し。失踪した女子大生について調べていくうちに、探偵たちはモデル事務所の美人オーナー・マリ(北川景子)に出会う。謎に包まれたマリに翻弄され、次第に探偵たちは大きな事件に巻き込まれていく。
『さよならTOEI』は、東映本社の入る東映会館の再開発に伴い、7月27日に閉館する東映最後の直営館であり、日本最後のロードサイドシアターでもある「丸の内TOEI」がグランドフィナーレに向けて7月27日までの80日間にわたり映画史に残る傑作80作品以上を特集上映するイベントとなっている。