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『渡辺篤史の建もの探訪』桜並木に面した“大空間の家”を紹介 シザーズトラスで無柱30畳LDKを実現

30畳超の広大な空間=「-東京都・大村邸-」(C)テレビ朝日


 俳優・渡辺篤史が案内役を務めるテレビ朝日の人気番組『渡辺篤史の建もの探訪』(毎週土曜 前4:25)17日放送では、東京都内の桜並木に面した“大空間の家”として、大村邸を紹介する。



【写真】桜並木に面した建物「-東京都・大村邸-」



 今回取り上げられるのは、木造ながら柱を設けずに30畳を超える広大な空間を実現した住宅。ポイントとなるのは、ハサミのような形状から名付けられた構造「シザーズトラス」だ。2階LDKと、半階下がった子どもの勉強スペースを一体化し、視覚的にも機能的にも開放感に満ちた空間を作り上げている。



 敷地は桜並木に面した南東角地。建物は1階が鉄筋コンクリート造、2階が木造というハイブリッド構成で、街並みに溶け込むような外観が印象的。名栗加工の上り框や、漆塗りの皮革を張ったビルトイン車庫のドアなど、随所に職人技が光る仕上がりとなっている。



 2階LDKからは、面一でつながるウッドデッキテラスへ。桜並木の景色を程よく取り込むために、手摺に取り付けたルーバーの角度も細やかに調整されている。また、浴室にもヒノキや十和田石をふんだんに使用し、窓を開ければ桜を眺めながらの入浴も可能。寝室は東端に配置され、日の出と共に目覚める建主の生活スタイルに合わせた設計だという。



 さらに1階には、トレーニングや趣味に使える「ジム」スペースも完備。機能性と自然との調和、そして快適な暮らしを両立させた住まいとして、今回の“建もの”も見どころ満載だ。



竣工:2024年2月

敷地面積:195.9平方メートル(59.3坪)

建築面積:135.9平方メートル(41.1坪)

延床面積:265.0平方メートル(80.2坪)

構造:1階 鉄筋コンクリート造 / 2階 木造 一部鉄骨造

設計:小嶋伸也 + 小嶋綾香 + 磯田和明

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