
【エンタメ総合】
自力ではどうすることもできない人間関係をテーマにスリリングな展開で読ませる漫画『ガチャシリーズ』に注目 不穏な空気感の描写とどんでん返しが魅力

「〇〇ガチャ」という自力ではどうすることもできない人間関係をテーマにした漫画『ガチャシリーズ』(ヒラカワサホ/アンブル編集部)が注目だ。隣にやってきた新しい家族によって平穏な日常が変容していく一作目『隣人ガチャ』、そして学生時代の友人との関係をスリリングな展開で描く二作目『ともだちガチャ』。いずれも想像を超えるどんでん返しの展開に多くの読者からの反響が集まっている。
【漫画】サスペンスタッチの展開で読ませる『ともだちガチャ』
シリーズ一作目の『隣人ガチャ』では、引っ越し先の隣人との間の疑心暗鬼を不穏な空気感で描き、ラストには予想外の結末が待ち受ける。二作目の『ともだちガチャ』では、大人になった後も引きずる学生時代の友人との関係を謎に満ちたサスペンスタッチで描いている。どちらも読み切り作品で、読みやすく完結しており、読後感の良さも魅力となっている。
読者からは「絵のタッチも独特で不穏さ感じるし、リアルにありそうだし、なかなか面白いです。自分だったらこんな隣人トラブルやだなー」「表紙の絵も題名もインパクトがあっていいですね。テンポが良く、登場人物も個性的でした。話もびっくりする展開で、面白かったです」(『隣人ガチャ』)「面白い!!5話までイッキに読みました。いろいろ考察して楽しんでいますが……どういう事なの!?何があったの!?続きが気になって待ち遠しいです。」(『ともだちガチャ』)と、ついつい引き込まれ読み進めてしまう作品の魅力に対する感想が寄せられている。
■第1作『隣人ガチャ』紹介
「隣人の秘密を知ったとき、あなたは普通でいられますか?」
ごく普通の家族、桜田家。
主婦のしずかは愛する夫・娘とともに、ささやかながらかけがえのない、幸せな日々を過ごしていた。しかし、隣にやってきた新しい家族によって、平穏な日常は徐々に綻び始める……。
これは、誰の身にも降りかかる戦慄のサスペンススリラー。
■第2作『ともだちガチャ』紹介
校の同級生である純子(じゅんこ)とアリサは自作の小説を互いに見せ合う仲。陽キャ集団に目をつけられながらも、二人の世界で過ごしていた。
それから11年、ベストセラー作家になったアリサと暮らす純子。しかし、平穏を脅かす不審な影が彼女たちに近づいていた。
『隣人ガチャ』のヒラカワサホが送る、新たな”ガチャ”!
あなたのともだちは、SSレアですか? それとも――。