
【エンタメ総合】
博多大吉『あさイチ』で初ロケ 被災地・能登へ「スタジオを出て、自分の目で見てみるべきだと思った」

5月19日放送のNHK『あさイチ』(月~金 前8:15)では、MCの博多大吉が番組初のロケを敢行し、能登半島を訪ねる特別企画が放送される。2024年元日に発生した能登半島地震から約1年半。今回が初の現地訪問となる博多大吉が、現在の能登の姿と向き合う。
【写真】更地を前にたたずむ博多大吉
訪れたのは、観光地として知られる「朝市通り」や「白米千枚田」。震災前は多くの観光客でにぎわっていたこれらの場所も地震によって状況が一変した。国の名勝に指定されている「千枚田」は、棚田の美しさを残しながらも、その周辺には被災の爪痕が残る。
また、現地では復興に向けて日々奮闘を続ける住民たちとも出会った。地域の人々との触れ合いを通して、大吉は「意外なこと」を感じたという。番組では、彼の目線を通じて、能登の“今”がどのように見えるのかを丁寧に描いていく。
■博多大吉のコメント
これまで、あさイチのスタジオから「被災地に行って応援しましょう」とか、「復興が早く進むといいですね」とコメントをすることはありましたが、「現地の様子を一度ちゃんと目にするべきなんじゃないか」という思いがありまして、番組スタッフに持ち掛けたところ実現しました。
被災地の現場に入るのは今回が初めてでしたが…正直、思っていたものの何倍もすごかった。ニュースで見て知ったつもりになっていましたけど、それ以上だった。行く先々で見た光景が、1年以上経つのにまだこういう状況なんだ…と。
明るい能登・頑張っている能登の姿を見てほしくて、そのための力になれればと思って生意気にも被災地にお邪魔しましたが、それどころでない面があることも、身にしみて感じました。それぐらいまだ大変なんだ、といういまの能登のことも、復興に向けて頑張っている人がいることも、両方伝わるといいなと思います。