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“Dr.K”の愛称で親しまれた徳武弘文さんが死去 カントリー系セッションギタリストの第一人者

ギタリストの徳武弘文さんが死去


 日本におけるカントリー系セッションギタリストの第一人者として知られた徳武弘文さんが、14日に死去した。73歳だった。生前に徳武さんの作品をリリースしてきたヴィヴィド・サウンド・コーポレーションが、公式サイトで追悼のコメントを発表した。



 アメリカンフィーリングあふれるフィンガーピッキングの名手として、数々の名演を聴かせてきた徳武さん。泉谷しげるのバックバンド「ザ・ラスト・ショウ」での活動をはじめ、五輪真弓、吉田拓郎、長渕剛、杉田二郎、大瀧詠一、南こうせつ、高橋幸宏らのレコーディングやライブに参加。海外でのライブ活動のほか、ドラマやCM音楽の制作、ソロアルバムやギター教則ビデオのリリースなど多方面で活躍し、“Dr.K”の愛称で長年にわたり多くのミュージシャンや音楽ファンに親しまれてきた。



 ヴィヴィド・サウンド・コーポレーションは、「アメリカン・ルーツ・ミュージックへの深い造詣と愛情に裏打ちされた演奏は、国内外のアーティストとの架け橋となり、多くの音楽ファンの心に深く刻まれています。その温かなお人柄と、音楽に対する真摯な姿勢は、共演者やスタッフからの信頼も厚く、失われた存在の大きさをあらためて痛感しております」とコメントを発表している。



 国内屈指の名ギタリストの訃報に、SNSには多くのミュージシャンから追悼の声が寄せられている。

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