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横浜流星、“映画人の憧れで目標の地”で決意新た「役者冥利に尽きます」 現地では約6分間のスタンディングオベーション

俳優の横浜流星が、20日までに自身のインスタグラムを更新。出演映画『国宝』(6月6日公開)が「監督週間」に出品されたフランスで開催中の『第78回カンヌ国際映画祭』(5月13日~24日)を振り返った。
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横浜は「映画人の憧れで目標の地に日本の伝統芸能の歌舞伎を題材とした映画『国宝』で来ることができ光栄に思いました」と報告。「上映後、鳴り止まない拍手とスタンディングオベーションを頂き感激しました。忘れることのない幸せな光景でしたし、観てくださった方々の心に深く届き愛して頂けたんだなと感じ、役者冥利に尽きます」とつづり、「これからも映画人として素敵な作品を生み出せる様、精進します!」と決意を新たにした。
本作は、黒衣として3年間歌舞伎の世界に身を置き、その体験をもとに執筆した吉田修一氏による小説を、李相日監督の手により映画化したもの。任侠の一門に生まれながら、歌舞伎役者の家に引き取られた主人公・喜久雄(吉沢亮)が、芸の道に人生を捧げ、やがて“国宝”と称される存在になるまでの50年を描く、壮大な一代記。
物語は、抗争によって父を亡くした喜久雄が、上方歌舞伎の名門・花井家の当主である花井半二郎(渡辺謙)に引き取られたことから始まる。喜久雄は、半二郎の息子であり、名門の跡取りとして育てられた俊介(横浜)と出会い、兄弟のように、親友として、そしてライバルとして、ともに芸に青春を注いでいく。天賦の才を持つ喜久雄と、歌舞伎の血統を受け継ぐ俊介の対比も作品の見どころのひとつとなる。
現地時間18日午後4時よりクロワゼット劇場にて公式上映が行われた。上映後には約6分間におよぶ熱烈なスタンディングオベーションが巻き起こり、横浜、吉沢、渡辺、李監督の目には涙がにじんでいた。