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“リードも奪われ、すべてを失ってしまった”93歳曾祖母、ひ孫&柴犬との散歩姿に216万再生「全員マイペースでかわいい」「新喜劇ですね」

2歳のひ孫と手を繋ぎ、15歳の柴犬のリードを持って、農園内を散歩する93歳の曾祖母。しかし、ひ孫から手をほどかれ、柴犬のリードも奪われてしまう。すべてを失ってしまった93歳の曾祖母の様子を収めた動画「二兎を追うものは一兎をも得ず」が、216万回再生を超える反響を呼び、「全員マイペースでかわいい」「自分のおばあちゃんを思い出しました」「新喜劇ですね! ずっと見てたい」などとコメントが寄せらた。この動画を撮影した時の状況やひ孫と曾祖母の普段の様子などについて、お母さんに聞いた。
【動画カット】ひ孫&柴犬は何処に…“リードも奪われ、すべてを失ってしまった”93歳曾祖母、散歩の末路
◆「いい風景だなー」 ひ孫と柴犬と一緒に散歩する93歳曾祖母の姿を思わず撮影
現在、お母さんは育児休業中のため、ワンちゃんと息子さんの散歩が日々の業務になっている。
「その業務にたまに祖母が参加するのですが、その時に『いい風景だなー』と思って撮っていたのが、今回の動画です」
農家になる前は保育士だったという曾祖母の恭子さん。今は、ただただひ孫を愛している曾祖母だという。義曾祖父、義曾祖母、義父、義母、夫、子ども5人、義弟、そしてお母さんの12人で暮らし。福岡県うきは市で三代続く柿農園を営み、家族総出で農作業を行っている。核家族化が当たり前となった現代において、「古き良き時代の家族風景」を思い出させてくれる。
「子育てをする中では、『義理人情』を大切にしています。嘘をつかない、約束を守る、借りを返す、を徹底しています」
◆「“健康寿命の大切さ”を学んでほしい」 曾祖父母を通じて子どもたちに伝えたいこと
また、Instagramには曾祖父母の仲睦まじい姿も公開されており、恭子さん(93歳)と秀明さん(95歳)は、共に「相手が死ぬまで死ねない」と言っているという。
「2人の日常を通して、子どもたちには“健康寿命の大切さ”を学んでほしいです。そして、見ていただいている方々には“永遠の夫婦愛の可能性”を感じていただきたいです」
投稿には稀にアンチコメントが寄せられることもあるが、ほとんどは愛のある言葉で溢れている。
「初めは柿づくりの過程を紹介したいと思ってInstagramを始めましたが、ばあちゃんや子どもの方が数字を取るようになり、近頃は農作業より家族風景の投稿が多くなっています。いろいろな言葉をいただきますが、祖父母にはポジティブなコメントだけを伝えて、生きる力に変えてもらっています」