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『ゴジュウジャー』追加戦士は熊手真白/ゴジュウポーラー 演じるのは木村魁希「ようやくつかんだ!」

スーパー戦隊シリーズ最新作『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』(毎週日曜 前9:30、テレビ朝日系)第15話「ストップ・ザ・ジューンブライド」が1日に放送された。
【画像】『ゴジュウジャー』追加戦士の熊手真白が変身するゴジュウポーラー
第15話は、敵の組織・ブライダンの儀式「テガソードとデガジューンの結婚式」により、破滅の王子が生まれ、世界が終わってしまうという衝撃の結末を迎えた。一体、この先『ゴジュウジャー』はどうなってしまうのか…。
今後の展開が気になる中、8日放送の第16話から新章が開幕し、それを記念した新ビジュアルが解禁。終わってしまった世界を救うため降臨した真の救世主!?「最強(ナンバーワン)とは俺様のことだ!」と、まさに番組を乗っ取らん勢いの新キャラクター・熊手真白(くまで・ましろ)/ゴジュウポーラー、そして破滅の王子・グーデバーンが中央に鎮座したビジュアル。そして凍り付いたかのような色のセンタイリング。新たなスタートを切る『ゴジュウジャー』に注目だ。
第16話から登場する新キャラクター・熊手真白(くまで・ましろ)/ゴジュウポーラーを演じるのは、俳優の木村魁希(きむら・かいき)。「毎年毎年、特撮作品のオーディションを受け続けて…。ようやくつかみました!合格したと聞いたときは、ビックリして数分黙っていました」としみじみ喜ぶ語った木村が演じる熊手は、さっそうと現れて人々のピンチを救う、自称・神をも恐れぬ世直し人。さらにそのお決まりの登場せりふは「俺様は熊手真白。人呼んで“ゴッドネス熊手”!神をも恐れぬ世直し人だ」で…。“俺様”全開の熊手から目が離せなくなること必至だ。
その上、熊手がまとっているのはプロレスラーが選手入場時に着ているような白のガウン。最初に衣装を見た際は驚いたという木村だが、今は「衣装に強くしてもらっているような感覚です」とニッコリ。斬新な白いガウンをまとった熊手、そして白を基調としたゴジュウポーラーは必見だ。また、「俺様がナンバーワンだという気持ちを捨てず、切磋琢磨して頑張ります!」と語った木村は「16話は冒頭から目が離せないので、ぜひご覧ください!」と気になる発言もしている。
テガソードとテガジューンの間に誕生した破滅の王子・グーデバーンと、熊手の相棒で、悪魔の取り立て人・べアックマという重要な2役の声を担当することになったのは『遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX』や『アイドリッシュセブン』など、人気作で幅広い役柄を演じる声優・KENN。そんなKENNがグーデバーンと、熊手の相棒で、少し毒舌なマスコットキャラクター・べアックマという、まったく異なる2つのキャラクターを演じることになった。アニメ好きな木村から「べアックマとグーデバーン、どちらの役も担当されるなんて、とてつもない声優さん!」と絶賛されたKENNは「違う立場で2役に挑戦させていただくという事をお聞きした時はなかなかないことなのでびっくりでした。それと同時にとてもワクワクしました」と本作を盛り上げる。
■木村魁希コメント
僕は男ばかりの4人兄弟の長男なので、すごく長い期間スーパー戦隊シリーズを見て育ちました。
『魔法戦隊マジレンジャー』(2005)のパジャマを着た写真が残っているくらい大好きで…。毎年毎年、東映特撮作品のオーディションを受け続けてきたので、“ようやくつかんだ!”というのが合格したときに最初に感じたことでした。ビックリして、数分黙っていたくらいで、正直、いまだにあまり実感がないんです。でも、先日初めてCGが入った映像を見て、自分がゴジュウポーラーなんだと実感することができました。合格してからクランクインするまでの間は、不安な気持ちを筋トレをして紛らわせていました。でも、衣装を着たときに動きにくくなって、結局筋トレはやめました(笑)。
僕が演じる熊手は、相手の考えていることや、抱えているものがわかってしまうんです。だから、台本に「みんなが驚く」と書かれていても、熊手的にはそれより前に気づくこともあるな…など、台本を読む時点で、ほかの人たちとのギャップについてはしっかり考えるようにしています。
また、熊手は特徴的な白いガウンを着ています。最初に資料を見たときは驚いたのですが、今は自分が衣装に強くしてもらっているような感覚です。
そして僕はアニメが大好きなので、グーデバーンとべアックマの声をKENNさんが担当されると聞いて、とてつもない声優さんだなと驚きました。お会いした際、「声の出し方がわからなくてアフレコで苦労しているんです」とポロッと打ち明けたら、とても的確なアドバイスをしてくださって感動しました。
ほかのメンバーも、誰かがしんどい瞬間やつまずいている瞬間に、そのとき余裕のある人がフォローに回ったり…単に仲がいいだけではなく“ワンチーム”でやっているので、これが“仲間”なんだなと実感しています。アットホームで温かい現場でのびのびとやらせていただいているので、本当に楽しいです。
熊手真白として、木村魁希として、そしていち視聴者として、これから『ゴジュウジャー』を楽しんでいきたいと思います。みんながナンバーワンを目指している作品だと思うので、“俺様がナンバーワンだ”という気持ちを絶対に忘れず、切磋琢磨して頑張ります!