
【映画】
12歳・鈴木唯、カンヌのレッドカーペットは「一生の思い出」

俳優の鈴木唯(12)が3日、都内で行われた映画『ルノワール』(20日公開)のジャパンプレミアに参加した。
【動画】カンヌが認めた天才子役・鈴木唯、レッドカーペットに感無量「一生の思い出」物怖じしないトークを披露
本作は、「第78回カンヌ国際映画祭」のコンペティション部門に、日本から唯一選出された。現地には、主演した鈴木のほか、早川千絵監督、石田ひかり、リリー・フランキーが参加した。「カンヌ国際映画祭が選ぶ注目すべき10人の才能」に鈴木は選出された。リリーから「どう思われます?」と聞かれると鈴木は「なんかよくわかんないけど、すごいなと思います」と照れくさそうに話した。
また、レッドカーペットの感想も。鈴木は「一言で言わせてもらうと感無量で。『なんか渡っているな』と。人生で初めてのレッドカーペットは、とてもうれしくて。緊張もしましたけど、とてもうれしくて。経験したことないことを経験して、とてもうれしくて…」と言葉を紡ぐとリリーは「この子、話し始めると20分ぐらいしゃべるので。いいところだけかいつまんでキュッとしてください」とフォロー。苦笑いの鈴木は「簡単にまとめると、感無量でワクワクドキドキが止まらなくて。一生の思い出になると思います」と簡潔にまとめ、リリーは「よかったと思います」と親心を見せていた。
物語の舞台は1980年代後半の日本。闘病中の父と仕事に追われる母と暮らす11歳の少女・フキのひと夏を描いた物語。主人公・フキを演じたのが、新人ながら堂々たる演技を見せた鈴木唯。オーディションで選ばれ、撮影時11歳の鈴木は、昨年、俳優デビューしたばかりの超新星となっている。
そのほか、中島歩、河合優実、坂東龍汰も参加した。