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“新”木10ドラマ『愛の、がっこう。』田中みな実、りょう、沢村一樹ら新キャスト一挙解禁【コメントあり】

7月期木曜劇場『愛の、がっこう。』より(C)フジテレビ


 俳優の木村文乃が主演、Snow Manのラウールが共演する7月スタートのフジテレビ系木曜劇場『愛の、がっこう。』(毎週木曜 後10:00)に田中みな実、中島歩、りょう、筒井真理子、酒向芳、沢村一樹の出演が決定した。



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 社会現象を巻き起こしたドラマ『白い巨塔』、『昼顔』などを手がけた脚本・井上由美子氏×演出・西谷弘氏が再びタッグを組み、新たなラブストーリーがオリジナル脚本によって誕生。堅い家庭で育ったまじめすぎる高校教師・小川愛実(おがわ・まなみ/木村)が、文字の読み書きが苦手なホスト・カヲル(ラウール)に言葉や社会を教える秘密の“個人授業”を続ける中で次第に距離を縮めていくも、さまざまな批判や非難、憎しみ、嫉妬が容赦なく2人を襲うことになる。



 田中が演じるのは、愛実の高校時代からの親友で、テレビ局の報道センターで働く町田百々子(まちだ・ももこ)。クラスメートであってもグループが異なるような正反対の性格の愛実と百々子だが、同じバドミントン部に所属しダブルスを組んだことをきっかけに仲を深めていく。不器用で人付き合いが苦手な愛実と比べて、百々子は要領が良く軽妙なトークで誰とでも打ち解けることができる。大学卒業後は、テレビ局に入社。報道一筋14年、記者を経て、現在は夕方のニュース番組の責任者に。あることをきっかけに「愛実のことは私が一生守る」と誓う百々子は、ホストと関わる愛実を心配している。 



 中島が演じるのは、愛実の交際相手、川原洋二(かわはら・ようじ)。父親同士が大学のゼミ仲間で、半ば強制的に交際がスタート。大手企業の執行役員を務めた父と専業主婦の母にひとり息子として育てられた川原は、一流大学を卒業し大手銀行に勤務。爽やかな外見と柔らかい物腰のハイスペック男子だが、「父親同士の紹介で知り合ったことは内緒にしませんか?」と提案され、愛実は迷いを感じている。そんな愛実の心配通り、川原にはある秘密が…。



 りょうが演じるのは、カヲルの母、香坂奈央(こうさか・なお)。夜の街で働いていた頃に、カヲルを妊娠。相手とは籍を入れずにひとりで出産し、育てようとするが生活は次第に困窮。カヲルが小学校に上がる頃には養育を放棄してしまう。5年前に妊娠・結婚し、今は夫とカヲルの異父兄弟・勇樹と暮らす。夫と美容院を自営しているが生活は苦しく、カヲルがホストとして稼ぐようになってからはたびたび無心にいく。いわゆる“毒親”だが、陽気で憎めない一面も。カヲルの父親のことは一度も口にしたことがない。



 筒井が演じるのは、愛実の母、小川早苗(おがわ・さなえ)。専業主婦で、家事を完璧にこなすも何かと夫・誠治に小言を言われてしまうため、いつも顔色をうかがっている。心配性で世間知らず。愛実を気にかけ、思いを尊重したいと願っているが…。



 酒向が演じるのは、愛実の父、小川誠治(おがわ・せいじ)。新卒で入社した大手企業で順調に出世し、現在はコンプライアンス担当役員を務めている。普段は温厚で冷静、常に正論を語る。専業主婦の妻・早苗を「自分のおかげで何不自由なく生活している」と思っている。育ちが良く大手銀行に勤務する川原との結婚こそが、愛実の幸せだと信じて疑わない。



 沢村が演じるのは、カヲルが所属するホストクラブ「THE JOKER」の社長、松浦小治郎(まつうら・こじろう)。スマートな身のこなしで、時に優しく時に厳しい姿勢でホストたちに慕われる兄貴分。松浦に憧れて入店するホストも多い。かつて、家出したカヲルを夜の世界に誘った松浦。カヲルは「“THE JOKER”は生まれて初めて俺を受け入れてくれた」と恩義を感じている。



■新キャストコメント



◆田中みな実

Q.台本をお読みになったご感想をお聞かせください。

「キュンキュンするようなラブストーリーを想像していたら、いい意味で裏切られました。偏見、学習障害、それぞれの正義、不器用でへたくそな恋…。台詞の掛け合いも絶妙です。現在、絶賛撮影中なのですが、先を知りたくて、新しい台本がくるのを今か今かと心待ちにしています」



Q.百々子をどのような人物と捉えていらっしゃいますか?また、演じる上でどのようなことを心がけていらっしゃいますか?

「芯の通った女性。客観性があり、的確、男勝り。

大切な友人、愛実のこととなると少し熱くなってしまう一面も。人間らしくて、個人的にとても好きなキャラクターです。『あなたがしてくれなくても』でもご一緒した西谷監督からは、“見たことのない田中みな実がみたい”とご相談いただきました。リハーサルでは細かな所作や表情まで“もっとボーイッシュに”と指摘されることが多かったです」



Q.初共演となる親友役の木村文乃さんの印象ついて。

「真面目でしっかり者という印象を勝手ながら抱いていたのですが、実際にご一緒して時間を共にしていると、柔らかで穏やかな空気感に癒されっぱなしです。文乃さんが演じられる“愛実”同様、守ってあげたくなる可憐(かれん)さと、隙が、たまらなくチャーミングです」



Q.見どころなど視聴者の方へメッセージ。

「クランクイン前にホストクラブのシーンのリハーサルを何度か重ねたのですが、当初ラウールくんのピュアさが漏れ出てしまって、なかなか手慣れたホストにはみえなくて。ところが、撮影当日を迎えると、そこには歌舞伎町のホスト、カヲルちゃんの姿がありました。見どころは、ずばり、ホスト・ラウールくんです!ご期待ください」



◆中島歩

Q.台本をお読みになったご感想をお聞かせください。

「ここまで良い人が出てこないのも珍しいなと思いました。そして先が読めません」



Q.川原をどのような人物と捉えていらっしゃいますか?また、演じる上でどのようなことを心がけていらっしゃいますか?

「川原さんはともするとすごく変なヤバイ人になって同情の余地がなくなってしまう役ですが、しっかり人間味を感じていただけるように取り組んでいます。また滑稽に見えたら尚(なお)いいなと思っています」



Q.2度目の共演となる木村文乃さんの印象について。

「木村さんは2度目の共演で年齢も近いからか、とてもリラックスしていられるので、いろんなアイデアが試せて楽しいです。木村さんを困らせてないといいですが」



Q.見どころなど視聴者の方へメッセージ。

「このドラマの登場人物は自分の気持ちに素直な不良ばかりです(笑)。それを眺めることはつらかったり苦しい気持ちになるかもしませんが、その先に痛快と感じていただけたら本望です」



◆りょう

Q.台本をお読みになったご感想をお聞かせください。

「それぞれの環境の中で生きている、なんだかとても不器用にも感じるピュアな人達(たち)の...他人に知られたくない隠したいものを覗(のぞ)いてしまっているようなザワザワとした感覚になりました」



Q.奈央をどのような人物と捉えていらっしゃいますか?また、演じる上でどのようなことを心がけていらっしゃいますか?

「本を読んだ時は嫌気が差し、この役は出来(でき)ないかも、と思いましたが...ここまで心が動かされるという役はなかなかない事だと、挑戦させていただこうという気持ちになりました。男性にしがみついて生きている女性です。誰よりも幸せになりたい!と、それだけを考えて奈央なりの懸命さでもがいて生きています。演じる上で心がけていることは...奈央の『誰よりも幸せになりたい』という軸をしっかり持ち、他はぶれにぶれまくる...そんな感じでしょうか...」



Q.初共演のラウールさんの印象について。

「とても素直な方で努力家なのだろうな、と感じています。そして、普段からなのか役柄なのか...ラウールさんにしかない空気を纏(まと)っているというか、ひき寄せられるのだけど近づいたらいけないような...とても不思議な魅力を持った方だと思っています。役柄的にはお互いに微妙な距離感がありますので、今回私の方から距離をとっているところはあります」



Q.見どころなど視聴者の方へメッセージ。

「境遇の違う、愛に不器用な人達の、愛の物語。是非、一緒に応援していただきたいと思います」



◆筒井真理子

Q.台本をお読みになったご感想をお聞かせください。

「脚本はまずじっくりと読みました。そして井上先生は静かに社会と格闘しているのだなと思いました。私が幼い頃はまだ学生運動の気運が残っていて、立ち向かうべき権威や常識がありました。けれど、それは次第に細分化され向かうべき対象が見えづらくなっていった気がします。そうなって久しい中、格差や分断は確実に進んでいて、この作品にはその社会の不均衡が投影されていると感じました。時代からしっかりと目をそらさない、そんな

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