
【エンタメ総合】
若林正恭“おじさん芸人2人”の不仲を告白 和解に至る2年間の軌跡を激白【経緯あり】

お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、7日深夜放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』(毎週土曜 深1:00)に出演。親交のある芸人2人による“不仲”と“和解”を2年越しに告白した。
【生レアさんライブ写真】白衣姿の若林がHi-Hi岩崎をプレゼン
若林は「芸能界を揺るがす」としっかり振りながら「ここ2年(Hi-Hiの)岩崎と(ビックスモールンの)ゴンが不仲だったの知ってる(笑)?」と春日俊彰に問いかけ。2人とは同ラジオでもおなじみの「箱根コナキンズ」としても活動をともにしており、長きにわたる親交があることから、若林は「(不仲の話を聞いていて)半々で。心配していたのと面白いなというのと。すぐにでも話したかったんだけど、話したことで仲直りのきっかけがなくなったら…というのもあって、ずっと我慢してたの、2年くらい」とやっと解禁できたことを明かした。
若林曰く、岩崎は「めっちゃやさしい先輩で後輩に好かれる人。本当に怒らない人で、めちゃくちゃやさしくて、オレらもめっちゃお世話になっていて。オレたちにとって大事な人」。そんな岩崎が、ゴンのある発言をきっかけに“NG”となってしまったようで、若林は「(2年前に)3人で飯行こうかなって思ったら、ゴンちゃんから『若さん、今、岩崎さんから干されてます。NGです』と聞いて。『何なんそれ』って確認したんだけど、ゴンは『(岩崎が理由を)教えてくれないんです』と。どうやら、岩崎がゴンに電話してきて『お前にしかできない相談がある』と言った。それについて、ゴンがいつものようなノリで答えたらしい(それが岩崎の怒りを買った)」と不仲の理由について語っていった。
その後、ゴンが岩崎にLINEや電話をしても反応がなく、その状態が1ヶ月ほど続いたことから、ゴンが岩崎に何が原因なのかを確認。岩崎は「お前が(理由に)気づいてないってことは、やっぱり許せない」と返したようで、苦楽をともにしてきたおじさん芸人同士の仲違いに、若林は「仲めっちゃいい、あの2人がだよ…。ちょっと待ってくれと。もう、ゴンに言っちゃったもん。『君たちくらい仲いいと、老後気の合うヤツと飯食うっていう(関係の)トップにくるんだから。とんでもない損失をやっているんだよ』って。45歳が、48歳と50歳のケンカを止めようとして、訳わかんないだよ」と笑いを交えて、自らが仲介に入ったことを明かした。
そんな騒動から1年後、浅草東洋館で岩崎とゴンが偶然対面を果たす。そこで、ゴンがあいさつをしても岩崎が無視をする「浅草無視」が発生した。一向に和解の気配が訪れない状況だが、若林は「その後にね(オードリーANNの)東京ドームライブあったじゃないですか。関係者席で、となり同士はダイレクトすぎるけど、ちょっと(岩崎とゴンの)席近くしてくれと。自分で言うのもだけど、20代から一緒なわけだから、あんなライブを見ると『オードリーこうなったんだな』って、高揚感で仲良くなんなきゃだし。チロ(ビックスモールン)を挟んで、岩崎・チロ・ゴンの席にしてもらって」と、仲直りのきっかけを画策したことを告白した。
続けて「東京ドームライブ開演前、2人は会話なかったらしいんですよ。そしたら、ライブ終わったら、ワーッてなって。はなわさんとかが『あのオードリーがすごい』とか話してくれている中、岩崎が猛スピードでひとりで帰っていったらしい。そこでもダメかって」と、仲直りの作戦が失敗に終わったことを回顧。「(東京ドームライブ後)ゴンと会ったら、押してもダメなら引いて…じゃないけど、ゴンちゃんは『ここまでやって、岩崎さんわかんないっす。こっちもNGですよ』って(不仲もやむなしという状況に)なっちゃったんだって。そうしたら、岩崎が『ちょっと待ってくれ』と(笑)。2年経って(笑)。51歳と49歳になって」と急激に物事が動き出したことを、臨場感たっぷりに語っていった。
そして、新宿のガード下のジョナサンで2人だけで向かい合った岩崎とゴンは、和解へと動き出す。まず、岩崎がゴンをNGにした理由として「あのとき、オレは悩んでいたんだ。本当に相談があったのに、ゴンが『今忙しいんだよ、アンタの相談乗っている時間ねーんだよ』って、ノリで言ったから、それが許せなかった」と打ち明けた。そうして、2人のわだかまりも解け、このほど6月3日に行われた「生レアさんLIVE 2025 若林が聞きたい地上波NGの夜」で、若林が岩崎について“プレゼン”を行った際、ゴンとの不仲についてのトークも解禁した。
そんな『生レアさん』直後、若林の提案で、3人でご飯に行くことに。若林はライブ後の取材対応などの関係で、先に岩崎とゴンが2人で店に入るという状況に。若林は和解直後とあって、また揉めたりしないかと心配していたが「お店に急いで行ったの。そうしたら、のれんの向こうから、とんでもない爆笑の声が聞こえていて、個室入っていったら、上座の方のオレの席を空けていて、2人横並びで手を叩いて笑っているんだよ(笑)」とすっかり仲良くなり、2年分のトークを楽しむ岩崎とゴンの姿をうれしそうに報告していた。
番組の模様は、放送後1週間以内は「radiko」で聞くことができる。
■Hi-Hi・岩崎とビックスモールン・ゴンの不仲と和解に至る経緯
2年前:岩崎が、ゴンに真剣な相談を持ちかけるも、ゴンがいつものノリで「今忙しいんだよ、アンタの相談乗っている時間ねーんだよ」と返答。その態度が許せなかった岩崎が、ゴンとの関係を遮断(※この時点で、ゴンは岩崎が怒っている理由を知らない)。ゴンから事情を聞いた若林が、和解に向けてゴンに提案をする。
1年前:関係遮断後、ゴンは岩崎に謝罪LINEなどを送るも、反応なし。浅草東洋館で、偶然対面を果たし、ゴンが岩崎にあいさつするも、岩崎から無視される「浅草無視」が発生。若林が気を利かせて『オードリーANN』東京ドームライブの関係者席で、岩崎とゴンの席を近くに配置するも、岩崎はライブ後にすぐ帰ったため、仲直りならず。
最近:東京ドームライブ後も、謝意を伝えていたものの一向に和解にいたらない状況に業を煮やしたゴンが、岩崎に「ここまでやって、岩崎さんわかんないっす。こっちもNGですよ」と連絡すると、岩崎から「ちょっと待ってくれ」との返信が。新宿のガード下のジョナサンで、2人きりでの対面を果たし、岩崎がゴンに、なぜ関係を遮断したのかを説明。わだかまりが解け、その後、若林と3人での会食を行う。