【その他】
手作りアレンジドーナツ「ポン・デ・ミャクミャク」が340万回再生「天才です」「値段設定まで再現度高すぎ」

みなほさん考案の「ポン・デ・ミャクミャク」(Instagram/@tk.mnhより)


 さまざまなお菓子レシピをSNSで発信しているみなほさん。そんな彼女がInstagramに投稿した、ミスタードーナツの「ポン・デ・リング」のアレンジレシピが話題になっている。「ポン・デ・リング」にチョコレートで色を塗り、大阪・関西万博の公式キャラクター・ミャクミャクに変身させる動画が、348万回再生を超える反響を呼び、「天才です」「値段設定まで再現度高すぎ」「万博で売ったらすぐ売り切れそう」「売ってほしい」などとコメントが寄せられた。このお菓子を作ったきっかけや詳しいつくり方などについて、投稿者のみなほさんに聞いた。



【動画カット】「価格は389(ミャク)円で…」商品プレートにも遊び心とこだわり「ポン・デ・ミャクミャク」の作り方



◆SNSで偶然見かけた、AI生成のコラージュ画像がきっかけで再現



――「ポン・デ・ミャクミャク」を作ろうと思ったきっかけを教えてください。



「AI生成された『ポン・デ・ミャクミャク』のコラージュ画像をSNSで偶然見かけて、『これを実際に再現したら面白いんじゃないかな?』と思い、作ってみることにしました」



――詳しい作り方を教えてください。



「材料は、ポン・デ・リング3個、ホワイトチョコレート50グラム、赤いチョコレート色素が適量(油脂性のものを使用)、チョコペン(白・青)各1本です」



――工程もお願いします。



「まず、ホワイトチョコレートを湯煎でじっくり溶かします。湯煎の温度は50~60度程度に保ってください。次に、溶かしたチョコに赤いチョコレート色素を少しずつ加え、好みの色に調整します。そして、ポン・デ・リングを赤いチョコレートでコーティングします。表面が固まったら、ホワイトチョコペンで白目を描き、さらに青いチョコペンで瞳を描きます。チョコが完全に固まったら完成です」



――失敗しないためのポイントはありますか?



「高温でチョコレートを溶かすと、分離してザラザラした食感になってしまいます。そのため、溶かす際は湯煎の温度に注意して、じっくりと溶かしていくのが大事なポイントです。また、水溶性の色素を使用すると、チョコレートと混ざり切れずに分離したり、滑らかな仕上がりにならなかったりすることがあります。油脂性の色素を使うことで、色が均一に馴染み、チョコレートの質感を保ちながら美しく仕上がります」



◆“ミャクミャク”の名前にちなんだ価格389円(ミャク)に…商品プレートにも遊び心とこだわりが



――商品プレートのこだわりは、どういったところにありますか?



「動画の見栄えを良くするために、商品プレートも追加したほうが面白いと思い、ミスタードーナツの実際のプレートに近いフォントを選んで編集し、オリジナルのプレートを作成しました。その際、価格設定も考え、『ミャク』と『389』がちょうど語呂合わせになると思い、遊び心を込めて『ミャクミャク』という名前にちなんだ「『389円(ミャク)』にしました」



――大阪・関西万博についての想いを聞かせてください。



「まだ実際には訪れていないのですが、SNSなどで現地の様子を見る度に『行ってみたいな~!』という気持ちがどんどん強くなっています。タイミングを見て、ぜひ足を運びたいと思っています」



――みなほさんは「お菓子系動画クリエイター」ですが、お菓子作りに選ぶ題材やレシピ開発はどのように行っているのでしょうか?



「視覚的にインパクトのあるものや、思わず食べたくなるような“シズル感”のあるお菓子を意識して選ぶことが多いです。また、見る人が『かわいい!』と感じるようなデザインや仕上がりを意識して考えています」



◆「自分の個性や特徴を大切する」“お菓子系動画クリエイター”としてのこだわり



――お菓子作りで気をつけていることは?



「動画では一部の工程しか見せていないため、手早く作っているように見えますが、実際のお菓子作りでは手順を1つひとつ丁寧に進めています。作るお菓子によって異なりますが、混ぜ方などの些細な違いが完成時の仕上がりに大きく影響するので、とにかく丁寧に作業しています。また、お菓子作りにおいて計量は非常に重要なので、0.1グラムまで測れる計量器を使用して正確に計量しています」



――動画制作で気をつけていることはありますか?



「『かわいい!』『おいしそう!』と思ってもらえるように、綺麗な映像を撮影することを心がけています。自分の個性や特徴を大切にしたコンテンツ作りを意識しているので、細かい部分にもこだわっています。今回の『ポン・デ・ミャクミャク』も、商品カードを作ることで、ほかのコンテンツとは違ったアプローチをしてみました。このような工夫を加えて、よりユニークで楽しんでもらえる内容にしたいと考えています。王道のお菓子を取り上げる際も、ラッピングや形を可愛く工夫するなど、視覚的に楽しさを感じてもらえる要素を盛り込んでいます。



――おいしそうに見える撮影のポイントを教えてください。



「シズル感のあるお菓子は、ズームして撮影することで、よりおいしそうに見せることができます。また、コントラストが適切でないと、のっぺりした映像になり、素材の立体感や質感が伝わりにくくなるので、光と影をうまく調整することもポイントです。一眼レフやライトなど、機材をうまく活用することも、おいしさを引き出すために欠かせない要素だと感じています」

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