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奥田民生×吉川晃司が記者会見で“広島愛トーク”炸裂 Ooochie Koochieのおもしろ発言集

『「OK!!広島」記者発表会』に出席したOoochie Koochie(左から)吉川晃司、奥田民生(C)ORICON NewS inc.


 広島出身の同級生である奥田民生と吉川晃司によるユニット・Ooochie Koochieが、広島県の新たな大型プロジェクト「OK!!広島(おいしいけぇ、ひろしま)」の応援団長に就任し、17日に都内で行われた記者発表会に登壇した。



【写真】貴重!ボードに大きくサインした奥田民生



 Ooochie Koochieとしては今回が初のイベント出演。地元・広島の魅力について語り合う“同級生トークセッション”を展開し、詰めかけた報道陣を沸かせた。ここではそのおもしろトークの一部を紹介しよう。



■応援団長になってどんな気持ち?という質問に対して



奥田:高校のときに応援団やってましたから。



吉川:ほんまに?



奥田:うん、太鼓叩いてました。



吉川:いろいろやっとるね。アーチェリーもやろ?



奥田:部活はアーチェリー。



吉川:部活と応援団は別?



奥田:応援団は体育祭のとき。



吉川:全然イメージないなぁ。



奥田:ないじゃろうね。



吉川:今日、学生服着てきたらよかったのに。



奥田:なんで俺だけ学生服着てこなきゃいけないのよ(笑)。





■広島の魅力についての質問に対して



奥田:町の大きさとかが、大きすぎないっていう。山と海と近くて、コンパクトっていうとちょっとどうかわからないですけど、そこが良さだったりすると思うんですけどね。



吉川:わかるわかる。言わんとしてることはわかります。川が7本流れてて、その三角州で平地ができていった。今、川は6本になってるんです。



奥田:川だらけですもんね。(吉川は)ずっとそこを泳いで、道をつかわずにね。



吉川:なんでや(笑)。すごい苦労するじゃない。横に渡るんだったらいいけど、なんで縦に上がっていくんよ(笑)。人生あみだくじか。





■広島弁について



吉川:広島弁ってね、同級生で東京で集まって飯食ってても、大体、店の人に「すいません、ちょっと喧嘩は外でやっていただけませんか」って言われて。いやいや、これ盛り上がってるだけなんだよ。喧嘩じゃない、楽しいの。みんな楽しんでるの。そうなっちゃうんで、ちょっと誤解。



奥田:それはね、言葉だけじゃなくて、その姿やと思う。



吉川:なんで、わしか。要因はわしなんか。



奥田:腕、全部出しとったからでしょ。



吉川:(笑)。広島弁はちょっと荒っぽく聞こえるかもしれないけど、実は人間味があって。



奥田:でも気をかけんやつもおるじゃろ。



吉川:(奥田は)あんまりかけんほうよね。わしはかけるほうだけど。



奥田:人見知りする広島の人は少ない?



吉川:あんたは人見知り派やね。



奥田:治ってきたけどね。60にもなって。



吉川:初めて会ったときさ、なんかこうね、(距離が)遠いわけよ。



奥田:高校のときの話? 怖いけぇよ(笑)。いきなり悠長に話しかけられるわけないじゃん、その肩幅で。



吉川:みなさん、誤解ですからね。爽やかなアスリートだったんですから。この人はね、どっちかっていうと無口なイメージだったけど、もう最近はぶん回しまくってますからね。いい傾向。



奥田:見知りも治ったってことで。





■Ooochie Koochieの注目度の高さについて



吉川:大丈夫かなっていう気持ちはありますけど。



奥田:「もっとはよやれや」っていう話じゃないの?



吉川:はよやったら分裂しとったかもしれんで。



奥田:お前、それ前のバンド(ユニット/COMPLEXのこと)の話してるんか?



吉川:そういう持っていき方をするな(笑)。ウケとるじゃない。



奥田:そういうところもちょっと聞きたかったりするんじゃないの。



吉川:そうね、あれも還暦でやったら…



奥田:今も続いとるでしょ。



吉川:みなさん、(このトークは)バンバン切って…(笑)





■広島の「おこのみ」トーク



奥田:でかい鉄板の隅っこで、コテで直接食べるんですよ。それのね、場所取りね。要するに焼いてるとこの目の前は熱いんで、その隅っこの余熱のところを取りたいんですよ。土曜の昼ね、給食がない日に行くんですけど、その場所を取りたいんですよ。でも混んでて失敗して、真ん中にされたときの敗北感。はよ食わな、焦げるし、早よ食えんし。その点、この人はね、わざともう熱いの食うのよ。我慢大会みたいに。



吉川:タイプとしてはそう。



奥田:おこのみってそばが入ってるじゃない。中華麺。でもうどんもあって。で、この人はうどん派なんです。



吉川:そうなんです。でも、矢沢(永吉)さんもうどん派だし、綾瀬(はるか)もうどん派じゃったで。じゃけ、まあまあおる。



奥田:いや、それ3人じゃん。



吉川:この世界のなかで3人はまあまあおるだろ(笑)。





■広島県への想い



奥田:なんて言うんだろうね、地味なままでいてほしさもある。



吉川:あんまり大きく変わってはほしくないところはあるけどね。



奥田:そういうところが多いんですよ、広島は。でもそこが売りだから、行ってみてくんさいよ。



吉川:旅をするにもいいし、宮島もあるし。アナゴも夏が旬ですし。ちょっと角度は変わりますけど、戦後80年でもあるので、平和公園にまだ行ったことがない方はぜひ行ってみていただきたいし。あと、カープも強いし、華やかだし。



奥田:カープなんてね、年中還暦ですから。



吉川:赤(笑)? ツッコミにくいなお前(笑)。



奥田:還暦だからって赤いものをもらうけど、もうたくさんあるんだよ、赤いもの。





【どんなときに広島弁が出る?】



吉川:(奥田は)バンドでデビューするにあたって、全国区になりたいから広島弁を少し消そうとしたってのがあるわけ。



奥田:消そうとしたっていうか、当事、5人で出てきて、みんなでそのまま喋ってたら治るわけない。だから標準語を学ぶつもりで。メンバーのなかでも広島弁を喋ったら「お前、いま広島弁じゃったで」って指摘して。



吉川:ほんま?



奥田:そう、指摘しながら。でも、その「じゃったで」が広島弁なの。



吉川:そうじゃけ、ちょっと薄め。広島弁はね。



奥田:(吉川は)高校の途中だっけ?



吉川:そうそう、大人になる前に上京しちゃった。



奥田:だからね、なんとも渋い古い広島弁なわけ。



吉川:変わらんで。いや、あんたも大概よ。



奥田:合わせてるから。



吉川:わしに合わせたんか。



奥田:(吉川が話す広島弁を)俺も知らんわけはなくて、懐かしい。なんか昔の人みたいな。



吉川:40数年前に広島から東京に来とるわけで、40数年前の広島弁しか喋れんの。



奥田:そう、古いんよ(笑)。





【今後について】



奥田:60代の目標ですか。目標はないですよ。とりあえずこれを無事ね、喧嘩もなく終わらせたい。前のユニットみたいにならないように、それだけは気をつけて(笑)。それは目標ですけど。そんなに還暦って違わなかったんで50代と。70ぐらいまでこのまましゅるしゅるっといこうと個人的には思ってます。



広島に帰ることも増えたり、ライブもあったりするんで、ありがたいことだなと。これ、来年だと急に広島的に俺は地味(な存在)になると思う。「去年あんなにおったのに」みたいになる。それでも忘れないでください、俺のこと。



吉川:広島に帰る頻度が増えて、学生の頃に乗ってたチンチン電車に乗らせていただいて、2人で電

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