【映画】
高石あかり、オーディションで落選確信も見事に合格 「終わったんだ」から見事に逆転
俳優のオダギリジョー、高石あかり（※高＝はしご高）が17日、都内で行われた映画『夏の砂の上』（7月4日公開）の完成披露イベントに登壇した。
【集合ショット】笑顔でおてふり！オダギリジョー＆松たか子ら豪華出演者が勢ぞろい
読売文学賞 戯曲・シナリオ賞受賞の松田正隆による戯曲を、演出家・玉田真也の監督・脚本で映画化。雨が降らない夏の長崎が舞台に、息子を亡くした喪失感から人生の時間が止まり、妻に見限られた主人公と、妹が置いていった17歳の姪との突然の共同生活がはじまる。愛を失った男、愛を見限った女、愛を知らない少女…それぞれの痛みと向き合いながら、夏の砂のように乾き切った心に、小さな希望の芽を見つけていく姿を描く。
オダギリが主人公・小浦治を演じ、治の姪で、父親の愛を知らずに育った優子を高石が務めた。オーディションで役を勝ち取った高石は「オーディションの段階でオダギリさん、松（たか子）さんのお名前は聞いていた。そのお2人の名前で絶対に出たいと思った。オーディションで監督たちとお会いした時に個人的に『あっ落ちたな』と思っていた。電話でマネージャーさんから聞いた時はびっくりしました」と笑顔で明かした。
落ちたと思った理由については「プロデューサーの方が『声と目がいい俳優はいい俳優だ』とおっしゃっていた。それに少々当てはまる雰囲気をかもし出して優しく言ってくださったんですが、それが怖くて…。突き放された感じがして『終わったんだ』と思いました」と裏話を明かしていた。
舞台あいさつには、松たか子、満島ひかり、森山直太朗、高橋文哉、光石研、玉田真也監督も参加した。
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