【エンタメ総合】
77歳の海原はるか・かなた、デジタル最先端「ブログの時代じゃない」「チックタックや」若者に学ぶ

デジタル最先端を若者に学んでいることを明かした海原はるか・かなた(左から)海原かなた、海原はるか(C)ORICON NewS inc.


 漫才コンビの海原はるか・かなたが23日、芸歴55周年記念公演に関する会見を大阪市内の松竹芸能本社で行った。海原はるか、海原かなた共に77歳。「老けないためにどうしたらいいか。若い人と接するのが一番ですからね」としなやかに語った。



【写真】伝統芸能!見事な髪吹き飛ばしを披露した海原はるか・かなた



 はるかは「熊本から大阪に役者を目指して出てきて、漫才で頑張ったらご褒美みたいな形で役者の仕事もいただけて」と振り返り、「77歳になってこんなに幸せな人生でええんかな」としみじみ。相方のかなたも「すこぶるとは言いませんけど、体力的にも元気でやらせていただいている」とにこやかで、コンビ相思相愛。はるかは漫才について「楽しい。飽きることないんですよ。飽きたらやめますよ」と言い切った。



 ジムに通うなど、元気いっぱい。はるかは「内田裕也さんがプライベートヌードを写真集で出すと、そんなことしはんのかと。俺も本はよう出さんけど、70歳の区切りで一回出してみようかなと。そうすると、トレーニングの目的意識ができるから」と励み、現在もベンチプレスで最高「60キロ」上げるという。



 また、ブログなどデジタル発信にも早くから取り組み、スタッフからの「(今や)ブログの時代じゃない。インスタやりましょか」のアイデアにも反応。TikTokについては、当初「チックタックや言うてた」と笑わせながら、「生配信してますから」「(往年の)電話リクエストと一緒ですよ」とにっこり。



 そして「ノーサンキューは絶対ない。こんなことやりましょう、あんなことやりましょうと、マネージャーさんは芸人が少しでも輝くように、よくなるように、いろんなスケジュールを組んでくれていると思う。それに対して、かわいいおじいちゃんにならないと」と含蓄。スマートフォンの操作についても「わからんかったら若い子に『教えて』と聞く。そのほうが早いですね」と語っていた。



 55周年記念公演は『はるかなEXPO55』と題し、大阪・DAIHATSU 心斎橋角座で8月23日・24日に開催。1日目は「漫才で振り返るはるか・かなたの55周年と未来」として現在のネタ披露のほか、これまで舞台・テレビ・ラジオで披露してきた漫才を語る。2日目は「後輩芸人たちとコーナーで楽しむ55周年」として、普段の寄席ではあまり見ることのできない企画コーナーを実施する。



■『海原はるか・かなた芸歴55周年記念公演 はるかなEXPO55』

会場:DAIHATSU 心斎橋角座



8月23日(土)午後1時30分開場、2時開演

「漫才で振り返るはるか・かなたの55周年と未来」

出演:海原はるか・かなた、横山ひろし・春けいこ、酒井とおる、シンデレラエキスプレス、ボルボルズ、チキチキジョニー、W刑事、オーパスツー、(コーナーゲスト)ますだおかだ



8月24日(日)午後1時30分開場、2時開演

「後輩芸人たちとコーナーで楽しむ55周年」

出演:海原はるか・かなた、パピヨンズ、森脇健児、代走みつくに、かみじょうたけし、チキチキジョニー、W刑事、紺野ぶるま、アルミカン、はっぴちゃん。、くわがた心

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