
【エンタメ総合】
朝ドラの劇中音楽を手掛けたサックスプレイヤー・金子隆博氏、職業性ジストニア発症以来、テレビで約20年ぶりのサックス演奏

NHK大阪放送局は、20日に『BK100年音楽祭』(後7:30~8:42 総合・関西地方)を放送する。放送開始から100年を記念し、大阪放送局(BK)が制作してきた連続テレビ小説の音楽を届ける。
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『あさが来た』の主題歌「365日の紙飛行機」を山本彩がフルコーラスで歌唱するほか、『ブギウギ』に出演した吉柳咲良は劇中で歌った「ラッパと娘」、中島みゆき書き下ろしの『マッサン』主題歌「麦の唄」をミュージカル界の大スター・石丸幹二と真彩希帆のデュエットで歌い上げる。
そして、2021年度後期に放送された、『カムカムエヴリバディ』からは、劇中の音楽を手がけた作曲家で音楽プロデューサーの金子隆博氏が出演する。かつてサックスプレイヤーとして活躍していた金子氏だが、42歳のとき職業性ジストニアを発症して以来、サックスから離れていた。しかし、近年になって症状が緩和したことにより、このたび、自身が作曲した「カムカムエヴリバディのテーマ」をサックスで披露する。テレビカメラの前でサックスを演奏するのは約20年ぶりという金子氏の特別なステージは注目だ。
このほか、京都を拠点に、数々の話題のドラマやアニメ作品のサウンドトラックを手がけ、今最も注目を集めるインストゥルメンタルバンド・jizue(ジズー)がテレビ初パフォーマンス。さらに、2000年から9年間にわたって、BKで制作された歴史番組『その時歴史が動いた』の名物司会として親しまれた元NHKアナウンサーの松平定知氏(80)が、プレゼンターとして特別出演。作曲家・谷川賢作氏が手がけ、毎回感動を呼んだ壮大なエンディングテーマの魅力を、当時の思い出とともに熱く語り、フルオーケストラの演奏で届ける。