
【エンタメ総合】
日テレ社長、国分太一の報告受けた際の心境「ただただショック。残念」

日本テレビは20日、タレントの国分太一について過去にコンプライアンス上の問題行為が複数あったことを確認したとして、出演番組の降板を決定したことを発表した。これを受け、同局の福田博之社長が同日に会見を開いた。
【写真】5月放送の『DASH!!』では…72日の苦労が水の泡になる“ピンチ”に直面していた国分太一
国分の問題行為の詳細について問われると、福田社長は「時期についてはプライバシー保護の観点からお伝えできない。刑事告訴はそういった事案ではないので考えていない」と説明。5月27日に関連する担当者から聞いたという。
問題行為を覚知してから「関係部門の幹部、経営幹部に共有」し、「速やかに外部の先生にお願いして調査した。結果、問題ある行為が認められ、本日決定した番組降板にいたっている」とした。
事案の詳細について報道陣から厳しく追及されたが「プライバシー保護の観点からお答えできません」と回答を繰り返し、番組との関わりについても「なんともお答えできません」と述べるに留めた。改めて、初めて今回の報告を聞いた際の心境について「ただただショック。残念」と嘆いた。
また、同局の担当役員が18日に国分に番組降板を伝えた。その際、国分は「このようなことになってしまって大変申し訳なく思います」と謝罪していたという。
同局は「過去にコンプライアンス上の問題行為が複数あったことを確認しました。これを受け、弊社の番組『ザ!鉄腕!DASH!!』に国分氏の出演を継続することは適切でないと判断し、番組降板を決定しました」と説明。降板については第三者の弁護士による調査結果などを踏まえて決定し、同日、日本テレビホールディングスおよび日本テレビ放送網の臨時取締役会を招集して承認を得たという。国分も話し合いの中で、番組の降板を了承。また、『ザ!鉄腕!DASH!!』については継続する。
なお、国分のコンプライアンス上の問題行為の詳細については、プライバシー等の観点から配慮すべき点が多く、説明を控えさせていただきます」としている。