【エンタメ総合】
風吹ジュン&夏木マリW主演、70代女性が人生を再起動させる“逃避行”ドラマ『照子と瑠衣』

プレミアムドラマ『照子と瑠衣』キービジュアル(C)NHK


 NHK BS&BSプレミアム4Kで、プレミアムドラマ『照子と瑠衣』が放送開始された(毎週日曜 後10:00~10:45、全8回)。風吹ジュンと夏木マリが初共演でダブル主演を務め、70代女性がヒロインの“シスターフッドドラマ”として注目を集めている。22日に放送された初回は、毎週土曜(後11:10~)の定時再放送に加え、29日午後1時30分からも再放送される(初回のみ)。



【画像】ドラマ『照子と瑠衣』場面写真など



 本作は、作家・井上荒野が「やりたい放題老女もの」の最高峰と自称する同名小説が原作。ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』(NHK)の大九明子監督が脚本・演出を担当。同ドラマのスタッフが再結集し、人生の終盤を迎えた女性2人が“自由”を手にし、“新しい人生”へと踏み出す姿を描く。



 物語は、照子(風吹)が親友・瑠衣(夏木)を助手席に乗せ、ドライブに出るところから始まる。一見すると楽しげな旅行だが、瑠衣は生活に困窮してアパートを追い出され、照子にとってはモラハラ夫(大和田伸也)との暮らしに見切りをつけて家を出た“決意の逃避行”だった。2人は八ヶ岳の別荘地で素性を隠し、こっそりと新生活をスタートさせる。



 第2回では、地元の人々との交流が描かれる。照子はガソリンスタンドで働く依子(福地桃子)や近所に住む静子(由紀さおり)と親しくなり、清掃のバイトも始める。バイト代が入り、瑠衣にご馳走をしようと入った店で、照子はうっかり瑠衣が歌手であることを口にしてしまう。店主(山口智充)は歌うことを勧めるが、瑠衣は気が進まない様子だ。



 依子の母・冬子役で松雪泰子、20代の照子役で久保田紗友、20代の瑠衣役で光宗薫、照子の恩師・椎橋役で萩原聖人、女子高生・由奈役で藤崎ゆみあ(※崎=たたつさき)、その母・由紀役で筒井真理子が出演する。



 70代の2人が“自由”を手に入れ、“新しい人生”に踏み出し、若い世代に“希望”をつないでいく。“人生は何歳からでも変えられる”というメッセージを含んだ本作は、すべての世代の視聴者に力強いエールを届けてくれるに違いない。

関連記事


最近の記事

茨城の求人情報