【映画】
李相日監督、映画『国宝』舞台あいさつで痛恨のネタバレ 願い込める「皆様にとって宝のような映画に」

映画『国宝』の大ヒット御礼舞台あいさつに登壇した(左から)吉沢亮、李相日監督 (C)ORICON NewS inc.


 俳優の吉沢亮、李相日監督が23日、都内で行われた映画『国宝』の大ヒット御礼舞台あいさつに登壇した。



【写真】キラキラ笑顔で手を振る吉沢亮



 本作は、黒衣として3年間歌舞伎の世界に身を置き、その体験をもとに執筆した吉田修一氏による小説を、李相日監督の手により映画化したもの。任侠の一門に生まれながら、歌舞伎役者の家に引き取られた主人公・喜久雄(吉沢)が、芸の道に人生を捧げ、やがて“国宝”と称される存在になるまでの50年を描く、壮大な一代記。



 李監督は音楽の秘話も。原摩利彦氏が手掛け、King Gnuの井口理が歌う主題歌「Luminance」。李監督は「エンディングに出した注文は1つだけで『声が降ってくる』という」と話したところで、ラストシーンのネタバレをしてしまった。この日は、上映前の舞台あいさつで、これから初めて見る人もいただけに「言っちゃった!見てない方、ごめんなさい。言っちゃったな。でも、別テイクが出てくるかもしれないから」と大慌てになっていた。



 最後のあいさつでは「末永く愛して『国宝』というタイトルだからじゃないですけど、皆様にとって宝のような映画になることを臨んでおります」と語った。



 きのう6月22日までの公開17日間で観客動員152万人、興行収入21.4億円と突破する大ヒットとなっている。1週目から2週目に143%を記録。最新のシネコンランキング(6月20日~6月22日の3日間集計、興行通信社調べ)で公開3週目にして1位を獲得した。週を追うごとに前週を上回る成績をあげている。

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