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加藤茶、伝説の『ハゲかつら』初号機の秘話 妻の実家に飾ってあった 高木ブー「売っちゃったら?どこかに飲みに行こうよ」

2024年に結成60周年を迎えた国民的グループ「ザ・ドリフターズ」の加藤茶(82)、高木ブー(92)が26日、東京・京王百貨店 新宿で、ドリフターズの『結成60周年記念 ザ・ドリフターズ展 ~発掘!5人の笑いと秘宝たち~』のオープニングイベントに参加した。
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5月末に行われたイベントを風邪により、欠席していた高木だが、この日は元気に登場した。これまでに全国各地を巡回された同展も訪れた加藤は「驚いたのが子どもさんのファンが多くて。60年経って、新たなファンが増えてうれしかったです。昔は絶対に見ちゃいけないって親に言われていたのに今になって喜んで見てくれる。俺たちは間違っていなかった。やってよかった」としみじみ。泣き出すファンもいるそうで高木は「好きな人が側にいるのはうれしいんだよね」と話した。
展示の目玉の1つが、加藤茶伝説の『ハゲかつら』初号機。加藤は経緯について「カミさんに『もう使わないから捨ててくれ』と言っていたら、もったいないからって僕に内緒で取っておいて。東京に置いておかないで、福山の実家に飾ってあった。若い時に1番最初に被ったハゲかつら。よく取っておいてくれたな」と感謝。芸能界史に残るお宝中のお宝だが加藤は「あんまり高くないでしょ?」とし、高木は「売っちゃったら?どこかに飲みに行こうよ」と話して笑わせていた。
同展覧会は、約1年ぶりに東京での開催となる。同展ではザ・ドリフターズ60年にわたる偉大なる功績を大公開する。音楽バンドとしてのスタートから、国民的コメディアンとして頂点に立った5人の歴史を、「バンド紀」「お笑い紀」「永遠紀」としてひもとくとともに、ドリフ関係者から発掘された貴重なお宝資料を展示。さらにドリフ史に残る厳選コントも公開。エンターティナーとしての“笑い”への飽くなき情熱を一堂に紹介する。
「どこかに必ず眠っているはず」と言われていた加藤茶伝説の『ハゲかつら』初号機がついに発掘された。日本バラエティ史における国宝級小道具ともいうべきこのヅラを本邦初公開。他にもドリフのコントに欠かせない小道具も展示する。さらには加藤茶のギャグ「ぺッ」を、本人から直接型取りし、その復元像を公開する。
さらにザ・ドリフターズと各コンテンツとのコラボレーションアイテムも盛りだくさんで、アニメ『ちびまる子ちゃん』をはじめ、アニメ『うる星やつら』やアニメ『ONE PIECE』とのコラボ商品を発売。その他会場限定グッズが新宿・京王百貨店に勢ぞろいする。
『結成60周年記念 ザ・ドリフターズ展 ~発掘!5人の笑いと秘宝たち~』は、6月26日から7月8日まで。