【映画】
田中圭主演、三谷幸喜脚本・監督による“完全ワンシーンワンカットドラマ”「おい、太宰」劇場公開決定

三谷幸喜の“完全ワンシーンワンカットドラマ”シリーズ第3弾『三谷幸喜「おい、太宰」劇場版』7月11日より公開決定 (C)WOWOW


 6月29日にWOWOWで放送・配信された、三谷幸喜脚本・監督による“完全ワンシーンワンカットドラマ”が、『三谷幸喜「おい、太宰」劇場版』として7月11日より全国約170の映画館で公開されることが決定した。



【動画】『三谷幸喜「おい、太宰」劇場版』予告編(30秒)



 三谷監督は「100分にもおよぶワンシーンワンカット長回しで、いまだかつてない斬新な作品になっています。劇場の大きなスクリーンで見ていただきたいと思いますし、なんと劇場版では特別映像も付いています。ぜひご覧ください!」とコメントを寄せている。



 本作は、12年ぶりに誕生した“完全ワンシーンワンカット”シリーズの第3弾。海辺を舞台に、太宰治を敬愛する平凡な男が時代を超えて奮闘するタイムスリップコメディ。足場の悪い浜辺、ドローン撮影などさまざまなハードルがある中、約100分間一度もカメラが止まらないという極限の緊張感の中で撮影された。三谷作品らしい一癖も二癖もある役を演じるのは、田中圭、小池栄子、宮澤エマ、梶原善、松山ケンイチ。



 三谷監督は「どれだけ止めずに100分撮るかで苦労しましたが、見ている時にはワンシーンワンカットと気付かれないのが成功だと思います。ワンシーンワンカットだからこそ見られる生身の彼らを見てほしいです。シリーズ3作目にしてやっとやりたいことが完璧にできたと思います」と手応えを語っている。



 本シリーズの大ファンでもあり主演を務めた田中は「2時間その世界に没入していける、お芝居する上での”贅沢さ”を感じました」とワンシーンワンカットならではの醍醐味を語り、また、太宰治と同郷でもあり津軽弁で熱演した松山ケンイチは「本番中はどこか奇跡待ちで、今日は何が起こるんだろう?という期待をもって現場に向かった」と撮影を振り返っている。



 三谷監督が言う特別映像とは、WOWOW放送版では見られなかった、物語の続きが垣間見える「もう一つのエンディング」。映画館限定で上映される。



 さらに、三谷、田中、小池、宮澤による副音声上映を公開日から全国の上映映画館の全上映回にて実施。三谷監督らと一緒に本作を見ているような感覚で、思わずクスっと笑ってしまうドタバタ撮影秘話や緊迫のワンカット撮影を乗り切ったからこその心温まるエピソードを聞きながら楽しむことができる。あらかじめ自身のスマートフォンに「HELLO! MOVIE」のアプリをダウンロード。イヤフォン必須。



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