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藤山直美、大阪・関西万博をライバル視「『かたき同志』パビリオンとして頑張ります!」

大阪万博をライバル視していることを明かした藤山直美 (C)ORICON NewS inc.


 俳優の藤山直美が2日、大阪市内のホテルで開かれた「石井ふく子 白寿記念公演『かたき同志』」(大阪・新歌舞伎座 8月30日~9月21日)の記者会見に登壇。「万博に負けないように」と今作に対する意欲を見せた。



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 作・橋田壽賀子さん、演出・石井ふく子氏による同作は、子どもを思うがゆえに気が合わない母親2人を中心に繰り広げられる笑いと涙の下町人情ものがたり。一人息子の清太郎を思うひさご亭の女将・かめ役を藤山、一人娘のお袖の将来を心配する越後屋の主人・お鶴を高島礼子が演じる。



 新歌舞伎座では2013年に三田佳子を相手に『かたき同志』を演じた藤山。10年以上経て同じ役を演じることについて「先生にも言うてあるんですけど、“同じように動け”言うてももう無理です。膝もいろいろ…あまり言えませんけど、諸事情ございまして」とぶっちゃけ笑いを誘った。他方、舞台に関しては「いい意味で親離れしていく、そして子離れしていく、そのきっかけの温かいドラマになればいいなと思っております」と真面目にアピールした。



 さらに最後のあいさつでは「いま、万博は万博ですごく大盛況で『素晴らしい万博だ!』って行った方が『もう1回行きたい』『もう1回行きたい』って、やっぱり人の心をつかむっていうものに偽物はあかんねんな、ほんまもんやないとあかんねんなっていうのをすごく思いますので、万博に負けないように」と意気込み。「この『かたき同志』パビリオンといたしまして、館長の石井(ふく子)先生を先頭に、お客さんに喜んでいただくために頑張りますので、よろしくおねがいします」と結んだ。



 このほか、会見には石井氏、高島、熊谷真美、金子昇、木戸邑弥、込山榛香が登壇した。

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