
【映画】
野村宏伸、『学校の怪談』続編ではお化け役で起用?監督は同窓会を熱望

俳優の野村宏伸が6日、都内で行われた『学校の怪談』シリーズ4作品Blu-ray発売記念上映会&舞台あいさつに登壇した。平山秀幸監督、脚本を手掛けた奥寺佐渡子氏と登壇した。
【写真】満面の笑みを浮かべる野村宏伸
90年代ホラーブームをけん引し、社会現象までとなった劇場版『学校の怪談』。1995年に第一作が公開され、今年で30周年を迎える大ヒットシリーズ4作品のBlu-rayが16日に発売される。
30年前ということで「もうそんなになるんだ」と感慨深げでこの日は客席からファンとともに鑑賞。「フィルムの良さがいいなと。いろいろ懐かしみながら観ていました。感慨深い素晴らしい映画だと自分の作品なのですが思っていました」と感想を証した。
第1作目では、教師・小向伸一役を演じた野村は「私の演じた先生は先生っぽくないどこにでもいそうな兄ちゃん。生徒と巻き込まれて迷惑くらいに思っているような先生。旧校舎に閉じ込められて、先生、頼りない先生だけど先生と慕われるようになる。自然とそういうふうにつくりあげられているような感じ」と役柄を解説。
もし続編があるとしたら「まず、もし作るとしたら現代ではなくてお金があるなら昔の時代にもっていく。スマホのない時代の話だからそっちのほうが話がふくらませるのかな」と想像をめぐらせ「私は60歳のかんれきなので、先生は無理でしょう。近所のおじさん」と自虐。
すると平山監督は「おばけがいいんじゃないですか」と振られ、野村は「ついにお化け側で。退職してますね」と苦笑。2では先生から打って変わって泥棒・浅野和成を演じたが「ずっと学校の先生役が多かったので2をやるなら先生じゃないほうがいいなという思いもあって、念願かなって泥棒になった。やったことのない役だったので、あれはあれで大好きな役」と思い入れを明かした。
この日3人はお気に入りのお化けやシーン、撮影の裏側についてもトーク。平山監督は「(シリーズ)1、2、3、4あるんですが同窓会のようなものをやってみたい」と再会に希望を込め、会場から大きな拍手が起こっていた。