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アン・ボヒョンが財閥御曹司の刑事に ディズニープラス『財閥 × 刑事』テレビ初放送決定

韓国の俳優アン・ボヒョンが主演するディズニープラス オリジナルドラマ『財閥 × 刑事』(全16話)が、14日午後10時からケーブルテレビおよび衛星放送(BS/CS)の「Dlife」(ディーライフ)でテレビ独占初放送されることが決定した。
【動画】アン・ボヒョンが財閥御曹司の刑事に…『財閥 × 刑事』予告編
遊ぶことが大好きな財閥御曹司チン・イス(アン・ボヒョン)は、ある誤認逮捕をきっかけに、なんと凶悪犯罪捜査1課の刑事に任命される。財閥の莫大な資産と人脈、さらに遊びの中で磨いてきた意外なスキルを武器に、型破りな捜査スタイルで次々と事件を解決していくチン・イス。彼の自由奔放で予測不能な行動に、熱血警部イ・ガンヒョン(パク・ジヒョン)率いるチームは振り回されながらも、しだいに信頼を深めていく。
そんな忙しい刑事生活の裏で、イスが抱える家族の問題も動き出す。厳格な父である財閥会長、冷淡な義母、そして唯一心を許せる兄スンジュと秘書ジョンフン。家族の中で孤立し続けてきたイスは、ある事件をきっかけに、一族に隠された衝撃の真実と向き合うことに…。爽快なアクションと人間ドラマが交錯する、新感覚の痛快刑事エンタメとなっている。
本作の最大の魅力は、財閥家出身で冷静沈着な刑事チン・イスと、熱血でベテラン庶民派チーム長イ・ガンヒョンの何もかも正反対な2人の息の合った掛け合い。立場も性格も真逆ながら、事件を通して少しずつ信頼を深めていく姿が物語にしっかりとした軸を与えている。中でも心をつかまれるのが、チン・イスのキャラクター。財閥の御曹司ながら不器用でまっすぐ、プライドにこだわらず正しさを素直に受け入れる、つい応援したくなる存在。そんなイスがチームの仲間たちとぶつかりながらも絆を深めていく過程は、胸がほっこりすることだろう。スリル満点の事件と、丁寧に描かれる人間関係のバランスが絶妙で、刑事ドラマとしてもヒューマンドラマとしても満足度の高い一本となっている。
物語の中心人物である破天荒な御曹司チン・イスもまた、何不自由なく育ったように見えながら、心に深い悲しみを抱えている人物。冒頭では財閥家ならではの華やかさが際立つが、物語が進むごとに、そのきらびやかな家族に潜む闇や悲しい過去が徐々に明かされていく。刑事としての顔、財閥家の次男としての顔、そして自分自身と向き合う一人の人間としてのイス、それぞれの立場で葛藤しながらも成長していく姿が丁寧に描かれており、キャラクターとしての深みと厚みに心を打たれる。笑いと涙、軽快さと重厚さが見事に同居し、最後まで目が離せない見ごたえのある内容となっている。
主演を務めるのは、日本でもリメイクされ話題となった『梨泰院クラス』で強烈な悪役を演じ、一躍注目を集めたアン・ボヒョン。日本でもファンミーティングが開催されるほど高い人気を誇り、演技力・スター性ともに折り紙付きの俳優だ。さらに、『美男堂の事件手帳』で印象的な演技を見せたクァク・シヤンや、話題作『財閥家の末息子~Reborn Rich~』で存在感を発揮したパク・ジヒョンも出演。『ユミの細胞たち』でアン・ボヒョンと共演しており、ファン待望の再共演となる。
本作の脚本を手がけるのは、『マイネーム:偽りと復讐』で緻密なストーリーテリングが高く評価されたキム・バダ。そして演出には、『悪鬼』でスリリングな映像世界を作り上げたキム・ジェホン監督が名を連ねている。さらに、豪華カメオ出演も本作の見どころのひとつ。各話ごとに登場するゲスト俳優たちが、作品にさらなる彩りと驚きを添えいる。
■『財閥 × 刑事』放送情報
字幕版…毎週月曜 午後10:00~11:15
再放送…毎週日曜 午後12:45~2:00ほか
■キャスト
アン・ボヒョン、パク・ジヒョン、クァク・シアン、カン・サンジュン、キム・シンビ、クォン・ヘヒョ、チョン・ガヒ