
【映画】
原作者S・キングも太鼓判『ザ・モンキー』場面写真公開 “猿のおもちゃの呪い”を描く異色ホラー

ホラー界の巨匠スティーヴン・キングによる短編『猿とシンバル』を原作とした映画『THE MONKEY/ザ・モンキー』(9月19日公開※R15+)の場面写真が公開された。
【画像】映画『THE MONKEY/ザ・モンキー』場面写真
本作は、父親が遺したぜんまい式の猿のおもちゃを双子の兄弟が見つけたことを発端に始まる不気味な物語。猿がドラムを叩くと誰かが死ぬことに気づいた兄弟は、呪いを断ち切るためおもちゃを葬ろうとする。しかし身近な人の“不慮の死”から始まり、犠牲者は増え続け、25年にわたって終わらない“呪い”が描かれる。
「ソウ」シリーズや『M3GAN/ミーガン』などのヒット作で知られるジェームズ・ワンが全面プロデュースを担当。監督・脚本は、ホラー映画『ロングレッグス』でカルト的人気を博したオズグッド・パーキンスが務める。血まみれの98分を、スティーヴン・キング本人も「狂気の沙汰だ」と絶賛している。
場面写真では、自分をいじめる双子の兄ビルを憎み、おもちゃの猿に向かって「僕の望みはビルが死ぬこと」と激しい形相で怒るハル(クリスチャン・コンヴェリー)の姿が切り取られている。ハルと猿のおもちゃが対峙する不気味なカットからは、異様な雰囲気が漂う。このあとネジを巻いたハルに降りかかる災いとは一体…。
また、猿のおもちゃの呪いによって不運な死を遂げる人々の場面写真も解禁。火だるま、生首、眼球流血など、“ありえない死に方でありえないほど人が死ぬ”イカれたストーリー展開が垣間見える。
不慮の事故死と猿のおもちゃの関係を疑ったハルが、包丁でおもちゃの腕を切り落とすと、中からはドロっとした血のようなものが流れ出す。猿のおもちゃに翻ろうされる人々の恐怖を描きつつ、どこか笑えるブラックユーモアも感じさせる場面写真となっている。