
【エンタメ総合】
中島健人、パリでフランス映画の歴史を感じる学校&美術館に潜入 貴重なインタビューにも成功

歌手で俳優の中島健人が映画を軸に世界を旅するWOWOW『中島健人 映画の旅人』8月に放送・配信の第9回からは『フランス編』を届ける。なお、WOWOWオンデマンドでは、本放送に先がけて各話放送月の1日に先行配信される。
【番組写真】芝居中に切ない表情を浮かべる中島健人
同番組は、世界各地に息づく独自の映画カルチャーに触れ、その国や地域を代表する映画人たちに話を聞くことで、“世界の映画の今”に迫る、【映画×旅】をテーマにした新しい形の映画情報番組だ。
今回中島が訪れたのは、“花の都”フランス・パリ。最新の美食とファッション、そして歴史に根ざした美しい風景が溶け合い、歴史的建造物の観光やショッピングはもちろん、有名な美術館も数多く、文化・芸術にあふれている街。なかでも、フランスはシネマトグラフの発明や世界初のSF映画の制作もされるなど“映画誕生の地”ともいわれており、世界で最も有名な国際映画祭の一つであるカンヌ映画祭の開催や、数多くの映画作品のロケ地となっている。
そんな映画の原点にして、未来を担う“フランス映画”を探るべく、今回中島が向かったのは、映画学校ラ・フェミス。卒業すれば、ほぼ全員が映画業界で職を得られるとされる超難関学校ともいわれ、映画業界で活躍する名立たる才能を輩出してきた。そんなラ・フェミスの開校以来、監督科に日本人として初の入学を果たし、監督や俳優として活躍する畑明広氏とともに中島が校内探索。各科目の授業風景の視察や、現役学生や学長へのインタビューも実施する。
さらに、美術科で教鞭(きょうべん)をふるい『ミッドナイト・イン・パリ』で第84回アカデミー賞美術賞にノミネートされた、プロダクションデザイナーのアンヌ・セイベルのインタビューも成功。スティーブン・スピルバーグやクリント・イーストウッドなど世界的な監督作品にも携わる彼女の、映画熱と“フランス映画”の未来についても語られる、貴重なシーンに注目だ。
さらに、“フランス映画”の歴史が展示されているメリエス美術館に潜入。“映画の父”と呼ばれるリュミエール兄弟(オーギュスト&ルイ)が発明した、撮影・映写・現像の機能を兼ね備えたシネマトグラフや、映画『スター・ウォーズ』のオリジナル絵コンテなどが展示。映画の原点が凝縮された、超貴重なお宝の数々に中島も大興奮となる。
フランスには欠かせない、エッフェル塔や凱旋門、そして中島が印象的なパリをロケ地とした映画作品の聖地巡礼など、この番組だからこその視点でフランス・パリを隅から隅まで楽しみつくす。公式インスタグラムでは、番組では見られない未公開シーンやオフショットなどを公開している。
■中島健人コメント
繊細さとおしゃれさが入り混じるすてきな場所でした。映画界で有名な映画学校のラ・フェミスを訪問しましたが、未来のフランス映画をしっかりと考えている方ばかりでした。また、欧州最大級の映画館ル・グラン・レックスはとても格式高く、いつかここで舞台あいさつだけでなくライブもしてみたいなと思いましたし、メリエス美術館も本当にすてきで、ライブの映像を絵コンテから書く自分にとっては、もはや映像業界の先輩がフランスにできた気持ちでした。
街並みも映画のワンシーンのようにすべてが整えられていて、フランス映画に出てくる景色にワインの芳醇(ほうじゅん)さのようなものがあり、さまざまな味わい方がありました。好きな映画の一つでもある『ビフォア』シリーズの聖地巡礼や、『ジョン・ウィック』シリーズのロケ地でのキアヌアクトを披露する僕にもご注目ください。