【映画】
横田慎太郎選手の三回忌の日に、実話映画『栄光のバックホーム』ティザーポスタービジュアル&特報解禁

横田慎太郎さんの実話を映画化『栄光のバックホーム』11月28日公開決定 (C)2025「栄光のバックホーム」製作委員会


 21歳で脳腫瘍を発症し、引退を余儀なくされた阪神タイガース所属の横田慎太郎選手(当時)が最後の試合で魅せた“感動のラストプレー”と2023年に28歳でその生涯を閉じるまで、母・まなみさんら家族と共に闘い続けた人生の軌跡を描く映画『栄光のバックホーム』(11月28日公開)のティザーポスタービジュアルと特報映像が、横田さんの三回忌となる7月18日に解禁となった。



【動画】映画『栄光のバックホーム』特報



 主人公の横田慎太郎選手を演じるのは、元高校球児でもある新人・松谷鷹也。ともにプロ野球選手の父を持つ横田さんと松谷は数年前から親交を深め、横田さんはグローブを、松谷は俳優として最初に着た衣装をお互いにプレゼントし合ったことも。横田さんがホスピスに入ってから松谷は大阪に泊まり込み、横田さんに寄り添った。そして、横田さんの母・まなみさん役で鈴木京香がダブル主演を務める。揺らぐことのない息子への愛を強く、優しく演じる。



 公開されたティザーポスタービジュアルは、阪神タイガースの背番号〈24〉を背負う、松谷鷹也演じる横田選手の威風堂々とした背中の写真と、優しく微笑む表情をした母・まなみさんを演じる鈴木と、病に立ち向かう母子の写真が印象的。そして、「横田慎太郎を、決して忘れない」というキャッチコピーが目に入る。



 同時に解禁された特報映像では、プロ入りし、若きホープとして活躍を始めた最中、脳腫瘍を宣告される横田選手の長い闘いの始まり、そして、まなみさんら家族を始めとした、彼を支える人たちのエモーショナルな演技を、ゆずの名曲「栄光の架橋」のメロディと歌詞が盛り上げ、本人から譲り受けたグローブで“奇跡のバックホーム”を放つ、松谷鷹也が演じる横田慎太郎選手の姿で締めくくられる、熱く感動的な映像となっている。



 さらに、解禁済のW主演の松谷、鈴木に加え、横田慎太郎選手とまなみさんを支える人たちを演じる、実力派豪華キャスト陣も一挙発表となった。



 阪神タイガースの先輩・北條史也選手に前田拳太郎、慎太郎の想い人・小笠原千沙さんに伊原六花、そして、慎太郎の姉・真子さんを山崎紘菜、スポーツ紙の野球担当・遠藤記者を草川拓弥と、旬な若手演技派が顔をそろえる。



 さらに、阪神タイガースのスカウト・田中秀太さんを萩原聖人、慎太郎のトレーナー・土屋明洋さんを上地雄輔、掛布雅之さんを古田新太、金本知憲さんを加藤雅也、大阪の大学病院の主治医・鍵山博久さんを小澤征悦。



 鹿児島の隣人・澤居修さんを平泉成、神戸の大学病院の主治医・沼田徹さんを田中健、神戸のホスピスでの担当医師・門倉勉さんを佐藤浩市。



 阪神タイガース二軍監督・平田勝男さんを大森南朋、慎太郎と交流の深かった川藤幸三さんを柄本明、そして、慎太郎に多大な影響を与えた元プロ野球選手の父・真之さんを高橋克典が演じる。



 監督は『20歳のソウル』の秋山純。企画、プロデュースも務める。脚本を手がけるのは、原作ノンフィクション『栄光のバックホーム 横田慎太郎、永遠の背番号24』の著者でもある中井由梨子。



 製作総指揮の見城徹と監督の秋山が、横田さんの自著『奇跡のバックホーム』の映画化に向け、生前の横田さんを取材し、横田さん他界後も、横田さんとの約束を果たすため、脚本の中井、主演の松谷をはじめ、志を共にしたスタッフ、キャストと本作を作り上げた。



 主題歌の「栄光の架橋」は、横田選手の登場曲であり、闘病中の心の支えとなった。阪神タイガースが18年ぶりのリーグ優勝を決めた2023年9月14日、甲子園球場で4万人の観客が横田選手に向けて大合唱した名曲だ。



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