
【エンタメ総合】
『24時間テレビ』制作P、横山裕のランナー起用理由紹介 暑さ&安全対策は徹底「大事なのは安全に走ること」

SUPER EIGHTの横山裕(44)が、日本テレビ系『24時間テレビ48』(8月30日、31日)のチャリティーランナーを務める。7月31日放送の同局系『ヒルナンデス!』(月~金 前11:55)内で発表した直後、『24時間テレビ48』総合プロデューサー・宮崎慶洋氏、マラソン担当プロデューサー・上田崇博氏、同・田中俊光氏が囲み取材に応じた。
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番組内での発表時、横山は「僕は子どものころ、経済的にも不安の中で生きていました」と語り、弟は養護施設のお世話になっていたことを告白。「そういう境遇の子どもたちが、今の時代もたくさんいるんだということを、僕が走ることによって知ってもらうだけでも意味があると思います」とコメントしていた。
宮崎氏は「横山さんと最初に(ランナーの件を)お話ししたのは、2月ぐらい」だったとし、「櫻井翔さんがMCを務めている番組(『人生で1番長かった日』)で昔のことを取り上げることがございました。昨年、やす子さんが児童養護施設の子どもたちのためにはしりましたが、その部分を受け継ぎたいなと。今年も子どもたちのために走ってくれるランナーを探していて、横山さんのことを知るにつれ、この人に相談したいという思いが強くなってきました」と語った。
そんなプロデューサー陣の言葉を受け、横山は「支援を必要としている子どもたちを知ってもらいたい、伝わるものがあるなら」と快諾したそう。「メディカルチェックも含めて正式なオファーに」と、宮崎氏が起用決定までの経緯を紹介した。
また、同企画には暑さ対策への心配の声も寄せられている。6月1日より熱中症予防対策の義務化がなされたこともあり、田中氏は「厚生労働省の各項目はランニングチームと確認しながら、守れるようにしています。横山さんのすぐ横にいるスタッフが常に本人の体調を見ながらしております」と徹底していると説明。「今までやってきたを、より確認していこうと」と語った。
さらに、昨年はランナーを務めたやす子が沿道から接触を受け、問題となった。同件をめぐり、宮崎氏は「幅広い方に愛されている方なので、詳細をお伝えしない方が(良い)と考え、お答えを控えさせていただきます」と、実施場所や具体的な対策は伏せた上で「昨年よりも対策を強化していこうと思います」と伝えた。
横山は「リーダー(城島茂)は意識しています。(101キロは)超えたいです」と語っていたが、走行距離も今後調整していく。宮崎氏は「(横山は)『SUPER EIGHTなので、108キロ』とおっしゃっていたこともありました」と明かしつつ、「とにかく大事なのはランナーが安全に走ることなので、適切な距離を」と、安全面を重視して実施していくと繰り返し、語った。
今回は、横山の思いを受けて、目的別募金「マラソン子ども支援募金」を開設。同募金は『24時間テレビ』公式ホームページや、『24時間テレビ』でランナーが走っている間に画面に表示時されるQRコードから募金に参加することができる。寄付金は全額、支援を必要とする子どもたちのために役立てられる。なお、同募金の受付開始時期など詳細は、後日発表される。
【『24時間テレビ48』】
■放送日時:8月30日午後6時30分から31日午後8時54分
■総合司会(50音順):上田晋也、羽鳥慎一、水卜麻美
■チャリティーパートナー(50音順):
King & Prince、志尊淳、長嶋一茂、浜辺美波、氷川きよし、やす子