
【エンタメ総合】
水野美紀、世界視野に新会社を設立 取締役・プロデューサー就任 「才能が、正当に評価され、輝く世界を。」

俳優の水野美紀(51)が、新会社「オールアウトチャレンジ」(All Out Challenge Inc.、以下AOC/東京都目黒区)を設立したことが8月1日、発表された。水野は、同社の取締役兼プロデューサーを務める。
【画像】AOC第一弾プロジェクト ノンバーバル・アクション演劇『礎の響 ~SEKIGAHARA~』
AOCは、日本のエンターテインメントが秘める偉大な可能性を世界に向けて解放し、「日本の美と革新を舞台に、言葉を超える感動を世界へ。」をミッションとして掲げ、業界全体の発展に貢献することを目指す。
日本のエンターテインメントについて、旧来の商慣習やシステムにより、クリエイターやコンテンツの持つポテンシャルが最大限に発揮されているとは言えない状況があるとし、取締役の水野は「日本の俳優やクリエイターが持つ世界レベルの才能を、もっと世界に発信したい」と決意。ブロードウェイで活躍する演出家FyZ(ファイズ)氏らと共に、業界内外のパートナーと連携しながら新たな挑戦を行う。
「私たちは『才能が、正当に評価され、輝く世界を。』というビジョンのもと、新たな価値循環を創出します。東京で誕生したオリジナルコンテンツが国境を越え、ニューヨーク、ロンドンへと羽ばたいていく。才能と情熱が響き合い、革新的な舞台が生まれる。それが、私たちAOCの目指す未来です」
このビジョンを実現するため、エンターテインメント、ビジネス、クリエイティブの各分野で豊富な経験を持つメンバーが集結。俳優としても活動する内田滋がAOC代表に就き、水野のほか、田中幸一郎氏、関真琴氏が取締役に名を連ねた。
法人設立は2025年3月。事業内容は「1.ブロードウェイにおける舞台制作・プロデュース事業」「2.グローバル人材の発掘・育成事業(スクール、ワークショップ運営)」「3.エンターテインメントコンテンツの企画・開発・配給」。
第一弾プロジェクトとして、ノンバーバル・アクション演劇『礎の響 ~SEKIGAHARA~』を2025年9月に上演する。同作は「伝統と革新の融合」をテーマに、和楽器と最先端サウンド、殺陣や日本舞踊といった伝統芸能とヒップホップダンスやパルクールを融合。言葉に頼らず、身体表現や舞台美術、音楽の力で、文化や国籍の違いを超えた普遍的な感動を届ける。
■取締役・プロデューサー 水野美紀 コメント
日本の俳優、パフォーマー、クリエイター。世界に通用する才能を持った日本人はたくさん居ます。彼らの持つ素晴らしい技術と日本の文化を融合させ、国籍を問わず最高に楽しめるエンターテインメントを届けたい。その想いで、全てを出し切って挑戦する『オールアウトチャレンジ』を立ち上げました。この挑戦が、才能ある人々が正当に評価され、日本のエンターテイメントが世界の舞台で輝く未来を築く一歩となることを信じています。
■演出家・FyZ コメント
みなさん、実験場へようこそ!この舞台は、役者の表情や仕草から観客一人ひとりが言葉を聞き、感情とストーリーを紡ぐ場所です。日本のお客様が持つ豊かな感受性と、世界に誇るパフォーマーたちのエネルギーがどんな化学反応を起こすか。この新しい挑戦を、皆様に目撃していただきたいです。
■応援の声:鈴木おさむ(放送作家)コメント
この人の芝居だけでなく、人間としての力にも、いつもワクワクしてしまう、水野美紀。 彼女がプロデューサーとして、強力なチームを集めて、神田明神をステージに立ち上げる、AOC旗揚げ公演『礎の響~SEKIGAHARA~』。 言葉に頼らず、視覚と聴覚で人の心を揺さぶるノンバーバルの力は、エンタメの本質を問い直す力があります。国や文化を超え、誰もが“体感”できる舞台が今、日本から生まれようとしている。 彼女なら出来る。 ブロードウェイの演出家と日本の伝統が交差するこのステージが、世界に誇るべき「新しい日本の芸能」の礎になると確信しています。観客の感情を直撃するその響きが、まさに“次の日本エンタメ”の夜明けを告げるものになるでしょう。 みんな、ラッキーだ!必ず巨大になるものの0地点を目撃出来るのだから!