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新田真剣佑「“松本潤”ってすごい人なんですよ」 日曜劇場『19番目のカルテ』でドラマ初共演

松本潤が主演を務める、TBS系日曜劇場『19番目のカルテ』(毎週日曜 後9:00)。今回は、魚虎総合病院の外科医・東郷康二郎役の新田真剣佑にインタビュー。医師役に初挑戦する本作への思い、そしてドラマ初共演となる主演・松本の印象などを聞いた。
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本作は、病気を診るだけでなく、心や生活背景をもとに患者にとっての最善を見つけ出し、生き方そのものに手を差し伸べる19番目の新領域・総合診療医を描く新しいヒューマン医療エンターテインメント。主演を務める松本は、キャリア30年目にして自身初となる医師役に挑戦する。
新田が演じるのは、魚虎総合病院の外科部長の息子で、外科医の東郷康二郎(とうごう・こうじろう)。康二郎は、若くして数々の手術をこなし、その確かな腕と冷静な判断力は病院内でも一目置かれる存在だ。常に心情に流されることなく合理的に物事に対処する康二郎は、時間がかかってでも患者にとっての最善を見つけようとする徳重とは真逆の考えの持ち主でもある。
日曜劇場への出演は、『仰げば尊し』(2016年)以来となる。新田は「久しぶりの日曜劇場で初めての医師役、外科医役ということで楽しみにしていました。手術シーンをやったことがなく、いつも見る側でした。また新しいことに挑戦できるなと思いながら台本を読んでいます。とにかく心が温まるような内容で、見終わったあとには優しい気持ちになれる物語になっています」と笑顔で話す。
医師役は一からの役作りとなり「手術着を着替える際の腕の位置や手首の角度、手袋の付け方など、そういうオペシーンの所作を教えていただいています」と回想。慣れない仕草に苦労はあるものの「まだ大変じゃないです」と明るく語ると「これから撮影する医療用語のセリフが大変かなと思います」と笑った。
主演の松本とは、バラエティー番組で共演したもののドラマでは初。撮影初日から共演シーンがあったといい「僕が患者さんと病室にいて(松本演じる)徳重が途中から病室に入ってくるシーン。そのときに『松本潤が入ってきた!』って感動を覚えましたね(笑)。普段のバラエティーとは空気感が違いますが、カットがかかれば和気あいあいとやっています」と振り返り、充実感をにじませた。
改めて印象を問われると「“松本潤”ってすごい人なんですよ。何もしてなくてもオーラがあって座長の器がある。『次、これ行くよ!』って現場のみんなを引っ張ってくれる」とリスペクトの眼差しを向け「大好きな人なので一緒にお仕事ができてうれしい限りです」とほほ笑んだ。
患者との対話を大事にする徳重と、確かなデータを重視する康二郎。正反対な存在とも言える2人がどう対峙していくのか…という点にも注目だ。新田も「徳重と康二郎は、意見の違いからぶつかることもあります。ただルートや考え方は違うものの“患者を治したい”というゴールは一緒」といい「そんな2人が、物語が進むにどのように向き合っていくのか期待してほしい」と、今後の展開に含みを持たせていた。