【映画】
松山ケンイチ、日本語吹き替えに不信感「自分の声だってわかんない」 マユリカ・中谷とは相性抜群

吹き替えに不信感をあらわにした松山ケンイチ(C)ORICON NewS inc.


 ディズニー&ピクサーの最新作『星つなぎのエリオ』初日舞台あいさつが8月1日、都内で行われ、川原瑛都(11)、清野菜名(30)、佐藤大空(6)、松山ケンイチ(40)、野呂佳代(41)、マユリカ・中谷(35)が登壇した。



【集合ショット】清野菜名、松山ケンイチら豪華出演陣が登場



 今作は、ひとりぼっちの主人公・エリオ(川原)が、何光年も離れた星で、本当の居場所、大切なつながりを見つける物語を描く感動のファンタジー・アドベンチャー。松山は、心優しいエイリアンの少年・グロードン(佐藤)の父であり、コミュニバースの支配を目論む誇り高く攻撃的なエイリアンの戦士・グライゴンの吹き替えを担当した。



 オリジナル版のグライゴンの声を聴いた松山は「めちゃくちゃ渋くて恐ろしい感じがすごく出ている」と感じたそう。それに近づけるべく奮闘するも「『まだ足りないな』って思って、監督にずっと『ちょっとこれ、も機械かなんかでできないのか。ゴツくできないのか』って、ずっとしゃべっていました。という。ちょっと記憶ないっす」と振り返った。



 中谷をはじめ、共演キャストからの評判は良いが、松山は納得できていない様子。「おそらく8割ぐらい加工してると思う。自分の声だってわかんない」とつぶやき、「誰か後から、録り直したんじゃないか。実際、自分でもわかんない。本当のところは、誰か裏でやってる人いるんじゃないかって」とぼやいていた。



 一方、吹き替え声優初挑戦の中谷は「意気揚々とやったら、監督から『かっこつけすぎだ』と」としつつ、「ちょうどいい着地点になったと思うので見ていただけたら。後半で活躍するので、人間だったら好きになるのかなと」とアピールした。



 すると、隣にいた松山が「ネタバレだよ!」と肩をたたいてツッコんだ。中谷がさらに説明を続けると、松山が再び「ネタバレだよ!」と肩をパンチし、中谷が一回転するといったナイスコンビネーションを見せた。しかし、MCからの「そのまんま2人で『M-1』に」という提案に松山は無反応。中谷は「松山さんとも決勝に?」とテンションが上がるも、松山の反応を見て、「松山さんが嫌がるのかよ」と落ち込んでいた。

関連記事


最近の記事

茨城の求人情報